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第17話 ピクニックじゃないよ

少し俺たちは通路の方に戻りレジャーシートを敷く。


「よし、お弁当でも食べて落ち着こう」

「はい!」

「わかりました!」

「ほーい」

「はい」

「かしこまりました」


俺たち6人は座って飯を取る。


どうしようかなぁ。


「あれ、勝てる?」

「少なくとも私は無理です」

「小冬が無理かぁ他は」


全員が首を横に振る。


「だよなぁ。無理と思ったから撤退したわけだし」

「あれを倒すのはキツイですがどうしますか?主人殿の判断に私は任せます」


全員が俺を見てくる。


それが問題なんだよなぁ。


今更報告するにしてもなぁ。


エベネットはまだいい。


でも、記者やらなんやらが後から面倒になってくる。


「となると倒すしかないわけで」


あれをかぁ。


「安定して勝つならあの2人が欲しいくらいには厄介そうな相手なんだよなぁ」

「そうですね、特に私とミーシャはまだ因子が40ほどしかないので…きついかな」

「申し訳ありません主人殿の役に立てず」


まぁ、2人は仕方ない比較的に最近だしなぁそれでも小6くらいからだから昔だな。


「俺でも50程度だぜカツジは?」

「先日67になったところだ」


んー十二分に強いはずなんだけどなぁ。


ゲーム的に言うなら彼らの因子数=レベルで捉えるとわかりやすい。


そして、渚が


「71となっておりますね」

「渚が唯一の活路だけど…中々に…」


一昨日、71個目を入れだばかりだ。


馴染んでない力を当てにするのも厄介だしなぁ。

それに天馬の力がどう言う形で馴染むかもわからない以上当てにするには不確定要素が多すぎる。


「んーわかった!」


ようやく答えが決まる。


「申し訳ないけど、渚。全力で火力を出しにいけ!」

「かしこまりました。ご主人様」


俺たちは方針を決めてしばらくはのんびりするのだった。


久々に真面目にやらないとなぁ。

さて、どうするかだな。

まず間違いなく言えるのは勝てないということだが、もちろん俺は勝ちに行く。

みんな頼んだぞ!

『おう!』

さぁ、作戦は俺が後方待機だ!

なんやかんやあって、ダンジョン最大の戦いが始まる。

次回『第18話 やべー奴がいた』

よし、報告書はこれでよしと

おっと忘れてたな、記憶と技術の中に、我々は生きている!リリース!

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