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第14話 ミーシャの報告書

「よし!ダンジョンだぁ!」


俺は叫ぶ。

いや、特には意味はないけど。


今日はまた別の記者さんが生放送で来たらしい。

なんか、前回の人だとダメだとか言ってるらしいけど何があったんだろうなぁ。


おまけに前回の人より推しが強い。


てことで


「どうぞどうぞ」


いつも通りカツジを生贄…こほんっ、捧げることによって俺は事なきを得た。


そして、少し離れたところでは


ミーシャ、雪か「小冬」小冬、渚がいた。


「渚は大丈夫なのです?」

「ミーシャさすると余計にキツくなりますよー

「いえ、優しさ痛み入りますミーシャ」


なんか辛そう。

知識や技術を理解できるからと言って即座に使えるようなものではなく、ちゃんとした下地や使い続けて本人自体も理解し慣れる必要がある。


まぁ、使用感覚を理解できるようになるだけでも大きな違いだけど。


「相棒!相変わらず渚は因子を馴染ませるの早いな!」

「あの2人を除けばトップクラスだからなぁ」


渚は優秀であり大抵の因子は一週間で慣らして根付かせる。

他だと、二、三週間ほどかかる工程がかなり軽減されている。


「まぁ、あいつの努力の賜物だよ」


俺の役に立ちたいといつも熱心だし…さてと。


よしじゃぁ本格的な攻略しますか!





ふぅ、ボスまでなんとか倒し切ったぜ!


「なんで何もしてない哲平が一番やり切った顔してるんだ」


カツジにそんなこと言われるが無視無視。


ん?


「もう終わったし、帰りましょーよ」

「主人殿帰還なさらないのですか?」

「ご主人様?」

「おーいアイボー!」

「哲平」



「すまんすまん。んじゃ帰ろうか」


ーー

ほーこくしょ

とってもだいじなことがあったきがするよ!でも、かえりみちのカツジのひっかかったトラップでぜんぶもってかれましたまる

ーー


よしコレでOK。

どっからどう見てもミーシャの報告書だ!


「なんで私のに偽る必要があったの!?」


ちなみに生放送中でエベネットがお腹痛くて救急車を呼ぼうか検討したらしい。

なんでだろ?

なんか最近ずっと部長がトイレ篭ってる。

ふむ、直属の部下として心配だな。

ん?エベネット?

なるほど部長の新しいあだ名だな。

おっと、今日は確か広報部隊の生放送、部長と見なくてはな。

エベネットと呼んだ方がいいのかな?

なんやかんやあって、広報部隊の勇姿を俺たちが見届ける!

次回『第15話 つーか、助けろやぁぁぁぁ!!!』

記憶と技術の中に、我々は生きている!リリース!

カツジィィィィィィ!!!!

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