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第11話 野望とその刹那

「ククク、こんな混沌とした世界で遂に我々が表舞台に立つ時が来た」

「ふはは、魔法とは何か世界に教えてやろうではないか」

「僕の計算が高ければ、我々の勝率は90%を超えています」

「三日だ三日のうちに今の政治体系を我々のものにしてやろう」

「ふふふ、封印されし我が力を解き放つ時が来たな」

「ふふ、結局は僕が最強だってことね」


ビルの会議室、60階にてなんかいかにもな雰囲気で電気を付けずに笑っているものたちがいた。


そこに


ガッシャーン!!


窓を突き破って何かが入ってくる。


「何も…ぐあっ!」


ダダダダダダ!


と銃声が彼らの声をかき消す。


そして、30秒も経たずにして。


「安心してください。全部ゴム弾です」


メイド服で青髪の少女がそう言う。

だが、あまりの威力に彼らは気絶していた。


メイドの少女はスカートの中に突撃銃をしまって、携帯を取り出す。


「任務完了です」


携帯で電話を始める。


『お疲れ様…これでお前も向こうに合流してくれ』

「わかりました。エベネットさん」

『おい、お前まで知ってるのかよその呼び名!』

「はい私はご主人様の味方ですから」


夜の街を見下ろしながら、彼女は笑うのだった。

どうもメイドちゃんです。

名前については次回明かされるので伏せさせていただきます。

私が戻ってきてご主人様の日常が加速していく…と思ったらまさかの事態!

ご主人様、私もダメそうです。

次回『第12話 共通の敵』

記憶と技術の中に、我々は生きている!リリース!

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