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0,プロローグ
「お前の野望はこれで終わりだッ!」
そう、俺の名はオオタン。サン・マルタン王国の王子だ。
そして目の前にいる敵こそ、闇の神の末裔「ダークネスシヴァーノ」だ。俺は王国の住民を恐怖に陥れている悪の王を倒しに来たのだ。
「お前なんて、俺の家に第第受け継がれている『スターウォッチ』で一撃だぞ!!」シヴァーノは何も言わなかった。
そして俺は、
「スターパンチ☆」
と叫んで殴った。そしたらシヴァーノの体からみるみる闇が抜けていき「あああああぁぁっ」と奇声を上げた。
「ほんとに一撃だった」と心の中で思った。そしてシヴァーノは、
「覚えてろ〜」と言い放ち、その体は消え去った。今この一瞬で、国に平和が訪れた…はずだった…。