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ギルド登録と依頼と牛

「これがギルドかあ、でっかいなあ。」


俺はギルドの前に着いた。ギルドはかなり大きくてたくさんの人が出入りしている。

俺は早速ギルドに入ることにした。


「失礼しまーす。」


俺は小さい声でそう言ってギルドの中に入った。ギルドの中は真ん中が受付、右側が食堂、左側が何かを提出する所のようだ。

俺は受付に向かった。


「あの、ギルド登録をしたいのですが。」


「はい。かしこまりました。それではこちらの魔道具に血を垂らしてください。血を垂らすときはこちらの針を指に軽く刺してください。」


「はい。」


俺は針を指に刺して板みたいな物に血を垂らした。

すると板みたいな物が光りだしてそこからカードが出てきた。


「はい。これで登録完了です。これがギルドカードです。ギルドカードは自分の身分を証明するような物なので絶対紛失したりしないでください。もし紛失した場合、再発行にいろいろ手間がかかるため、かなりのお金がかかるので注意してください。」


なるほどね、ギルドカードは免許証みたいな物と認識すればいいってことだな。


「はい。わかりました。」


「それではこれからギルドについての説明をしますのでよく聞いてください。」


「はい。」


俺は受付のお姉さんにギルドについての説明を聞いた。

ギルドに登録した人のことは冒険者と呼ぶようだ。別に冒険をしてなくてもそう呼ぶらしい。

冒険者はギルドが依頼者の仕事を冒険者に紹介して冒険者はその依頼をこなすことで報酬を受け取ってお金を稼ぐようだ。依頼を受ける際には依頼の書いてある紙を受付に持っていき受付が承認すればいいらしい。

さらに冒険者にはランクというものがあって下から順にE、D、C、B、A、S、Zとある。そしてランクが上がれば上がるほど危険は増えるがより高い報酬の依頼を紹介してもらえるのだ。

そして冒険者は最初は全員Eランクからスタートする。本人がいくら強くてもこれは絶対のようだ。

ランクを上げるには自分のランクと同じランクの依頼を特定の回数をこなせばギルドがランクアップをしてくれるようだ。因みに特定の回数とはEランクからDランクに上がるにはEランクの依頼を10件こなす、DランクからCランクに上がるにはDランクの依頼を20件こなす、CランクからBランクに上がるにはCランクの依頼を30件こなす、BランクからAランクに上がるにはBランクの依頼を40件こなす、AランクからSランクに上がるにはAランクの依頼を50件こなす、そしてZランクに上がるにはSランクの状態で国からの依頼を達成し、そして王から認められるとZランクになれるといった感じだ。


次にギルド内でのルールを聞いた。


冒険者同士での喧嘩はご法度でもし喧嘩をすれば非のあるほうが罰金を受けるらしい。

ただし武器を抜いたら決闘の合図と捉え、もし死んだりしてもギルドは一切の責任を取らないようだ。

また相手の依頼を妨害するような真似をした場合、普通はランクダウン、良ければ罰金、悪ければギルドカード没収&二度とギルド登録をすることが不可能らしい。

あと、何回も依頼を失敗するとランクダウンになりそれからも失敗し続けると登録抹消されるようだ。気を付けねば。


「冒険者としてのルールは説明し終えました。次はモンスターの討伐依頼について教えます。」


今度はモンスター討伐依頼について教えてもらった。

モンスター討伐を証明する場合、モンスターの討伐部位をギルドの左側にある鑑定&解体場に提出するようだ。例えばゴブリンを討伐した場合、ゴブリンの右耳を依頼された数だけ提出すればいいようだ。

さらに素材となる部分を提出すると換金してもらえるらしい。ゴブリンなら牙を提出すると換金してくれるようだ。

また、食べられるモンスターを狩れば解体場で肉を解体してくれるようだ。肉はギルドで換金してもいいし、自分の食事にするのも自由らしい。


「これで説明は終了です。何か質問はございますか?」


「いいえ、特にありません。」


「そうですか。それではこれから頑張ってくださいね。」


「はい。」


これでギルド登録は完了か。それじゃあ早速依頼を受けるか。まだ一文無しだもんな。

俺は早速依頼を受けることにした。


どんな依頼にしようかなー。お、この『薬草の採取』の依頼にしよ。


俺は受付に依頼を持っていった。


「『薬草採取』ですね。わかりました。それでは気を付けて行ってきてください。」


「はい。」


そう言って俺はギルドを出た。


そして町の出入口まで着くと俺を中に入れてくれた門番の人がいた。


「お、さっきのヤツか。ギルド登録は無事にできたのか?」


「はい。しっかり登録できましたよ。」


「そうか。因みにどんな依頼を受けたんだ?」


「『薬草採取』です。」


「『薬草採取』か。ちゃんと見分けつくのか?よく似ている薬草とかあるが……。」


「全然大丈夫です。見分けならつきますので。」


「そうか。気を付けて行ってこいよ。」


「はい。」


そして町を出て20分ほど歩くと草原が見えてきた。

ここにある薬草を採取すればいいんだな。


よし、『鑑定』!







『鑑定』を使って30分ほどで俺は依頼された分の薬草を採取し終えた。

いやー『鑑定』マジ便利だな。あっという間に集め終えちゃったよ。

もうギルドに帰って依頼料を受け取ってもいいのだが、俺は少し周りを探索することにした。


すると大きな牛がいるのが見えた。何て名前なのか気になったので俺はスマホをかざして牛の名前を調べた。


『ラッシュブル』

『普段はのんびりしているが獲物や敵を見つけるとものすごい勢いで突進してくる。ただしアホなのでまっすぐにしか進まないため、簡単に攻撃を避けることができる。肉は美味い。』


なるほど、美味いのか。よし、狩るか。


俺は牛もといラッシュブルの目の前に立った。


当然俺に気付いたラッシュブルは普通に突進してきた。


ふふん馬鹿め。俺は突進してくるラッシュブルにグーパンしてカウンターを決めた。


ラッシュブルは100メートルぐらいぶっ飛んだ。


俺が確認するとラッシュブルは事切れていた。あんな牛をワンパンで倒すなんて………俺、本当に強くなってるな………。


俺はラッシュブルを持って帰ろうとしたが持ち帰る方法がないことに気付いた。


ど、どうしよう。そうだ!困ったときのムーンさんだ!

俺はムーンさんに連絡した。


「そういうときは『収納』のスキルを使えばいいですよ。『収納』は収納したい物を収納し、出したいときに出すことが可能なスキルで、どんなものでもどこにでも持ち運ぶことができます。ただし生きてるものはしまうことはできません。因みに収納してる物は収納してる間は時間が止まっているので腐ったり状態が変化したりということはありません。」


これもすごい便利なスキルだな……。


「ありがとうございます。ムーンさん。」


「いいですよ。それでは気を付けてくださいね。」


そう言ってムーンさんは通話を切った。


よし、『収納』!


すると何もない空間から小さな穴が出てきてラッシュブルはその穴に吸い込まれた。

すごいな。一旦出してみるか。

すると今度は小さな穴からラッシュブルが出てきた。こんな感じか。

いろいろ確認した俺はラッシュブルを再び収納すると町へと帰った。

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