昇格しました
今回は短めでございます
「え?アイツ………あのモンスターの大群を全員倒しただと………?しかも3分くらいで。」
「なんだよあの魔法………スゴすぎるぜ!」
「ワイバーン達をまとめて焼き殺すだなんて………なんて力だ。」
「アイツファイヤーハリケーンって言ってたぞ。」
「ファイヤーハリケーン?確か古の賢者様がお使いになられたというあのファイヤーハリケーンか?」
「ま、まさか賢者様の再来………?」
「おい!そんなことよりも今は生き残れたことに喜ぼうぜ!」
「俺達を助けてくれたアイツを胴上げだ!」
すると城壁から降りた俺に冒険者達が群がり、俺を胴上げしだした。
『ワーッショイ!ワーッショイ!』
おお、これが胴上げされてる人の気分か。でもちょっと怖いな。
そして胴上げは10分程で終わった。
胴上げが終わったあと、俺達冒険者はギルドへと戻った。
ペッパさん達は誰1人死なないで良かったといって喜んでいたが俺がモンスター全てを倒したと知ると慌てて1人の受付さんがギルドマスターの部屋へと向かい、ギルマスを呼んできた。
「お主がモンスター達を一匹残らず倒したのか?」
「あ、はい。」
「そうか………お主、名を何と言う?」
「高野誠二です。あ、誠二が名前です。」
「セイジか。よし、セイジよ。お主をSランクに昇格する。異論は認めない!」
「マジかよ!俺、Sランク冒険者が誕生するの初めて見たぞ!」
「俺もだ!でもランクって1つずつしか上がらないんだろ?良いのか?」
「ギルマスが決めたんだし別にいいんじゃね?そもそもワイバーンの群れを1人で全部倒したんだ。あんなのSランク冒険者ぐらいじゃないとできないぞ。」
「いや、もしかしたらSランク冒険者でも無理なんじゃね?」
周りの冒険者が騒ぎだした。
「セイジさんスゴいですね。Cランクから一気にSランクになるなんて史上初ですよ!」
Sランク………俺がSランクですか………実感湧かないなあ………
そんなことを思っているとギルマスが話しかけてきた。
「セイジよ。お主には王都に行ってもらいたいのだ。先ほど王都にあるギルド本部に連絡したところ、本部のギルドマスターがお主に会いたいと言ってのう。」
本部の人が俺に………
「分かりました。」
「そうじゃ、王都に行くついでに1つの依頼をうけてほしいのじゃ。」
「依頼とは?」
「このビギナの町の領主の娘の護衛をしてほしいのだ。領主の娘の行き先も王都じゃからちょうど良いと思ってな。護衛依頼なら他のやつでも良いのだが対象が領主の娘じゃからな。念には念をと思ってな。」
この町の名前ってビギナって言うのか。初めて知ったよ。にしても護衛依頼か。何事も経験がいるし引き受けるか。
「良いですよ。日程は何時ですか?」
「3日後の朝じゃ。ちゃんと準備しておくんじゃぞ。」
3日後か。その間にテントとか買っておこうっと。
「それから大量のモンスター達はもう少し待ってておくれ。量が多すぎて結構時間が掛かるからのう。」
「了解です。」
まああれだけの量だもんな。そりゃ査定にも時間が掛かって当然だ。
それにしても王都か………。ティナちゃんにお土産を買ってあげないとな。
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