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スタンピード?なにそれ美味しいの?

俺達は今、ギルドにいる。これはいつも通りだ。しかし、ギルドの中はいつもと違ってたくさんの冒険者がいる。


なぜこんな状況になっているのかというと話は30分前まで遡る。


俺達がいつも通り朝ごはんを食べていたら突然『冒険者の皆様。至急ギルドにお集まりください!』というアナウンスが聞こえてきたのだ。


するとレイとオルが大慌てで支度を始めたのだ。

詳しく聞くとさっきのは『ギルド緊急アナウンス』というシステムらしい。

このアナウンスは非常に重大な事態が起こった際に使われ、このアナウンスを聞いた冒険者は全員必ずギルドに集まらなければならないらしいのだ。

因みに行かないと金貨10枚の罰金&3ヶ月の謹慎処分をくらうらしい。


罰金と謹慎は嫌なので俺も大慌て準備してギルドへと向かった。


それでギルドに着くとすでに大量の人がいたというわけだ。


そして話は冒頭に戻る。


「なあなあレイ。いったい何が起こったんだろうな。」


「分からないわ。でもあのアナウンスを使ったということは何か緊急事態が起きたことには間違いないわ。」


どんなことがあったんだろ?


するとギルドの2階から頭はツルツルなのに髭はどっかの亀の仙人みたいに長いじいさんが現れた。

誰だ?あれ。


「ギルマス!いったい何があったんだよ!」


冒険者の1人がそう言った。


ギルマスって確かギルドで一番偉い人のギルドマスターを略した呼び名だったっけ。ということはあの人がこのギルドのギルドマスターなのか。すごい威厳がある見た目をしてるなあ。


「皆良く集まってくれたな。今回呼び出したのはこの近くでスタンピードが発生したのだ。しかもかなりの規模だ。」


すたんぴーど?なんだそれ?


俺が聞きなれない言葉に首をかしげていると周りの冒険者が騒ぎだした。


「スタンピードだって!?」


「マジかよ!」


「おまけにかなりの規模って………」


「レイ、オル。すたんぴーどって何?」


「え!?セイジスタンピード知らないの!?」


「うん。聞いたこともない。」


「スタンピード知らない人なんて初めてみたわよ………。スタンピードってのはね、簡単に言えば大量のモンスターが群れる現象よ。」


「群れるだけならたいしたことないんじゃないの?」


「群れるっていってもスタンピードが起こるときは普通1万匹ぐらい群れるのよ。多いと10万匹以上で群れるときもあるのよ。」


「10万!そりゃあ確かに脅威だな。」


「しかもスタンピードで群れているモンスターの中にはかなり強力なモンスターがたくさんいるの。たまにドラゴンが来るときもあるのよ。」


なるほど……そりゃ一大事だ。


「モンスター達はあと2時間程でこちらにやってくる。みんなでこの町を守るぞ!」


『おう!』


「モンスター達はちょうどこの町の出入口方面からやってくる!みんなはそこに向かうんじゃ!」


『了解!』


俺も町と大切な人を守るために頑張るぞ!






そして2時間が経過した。


「みんなー!モンスター達が来たぞー!」


いよいよか。さーてモンスターはどれだけいるのか………え!?あんなにいるの!?


「お、多すぎだろ!」


「5万は超えてるぞ!」


「あ、おい!あれを見ろ!ワイバーンだ!しかも100体以上はいるぞ!」


ワイバーン?


『ワイバーン』

『ドラゴンに似てるがドラゴンとは違うモンスター。ドラゴンには及ばないがそれでもめちゃくちゃ強い。ブレスを吐くことはできないが口から火球を吐くことができ、尻尾に毒針がある。毒針は並みのモンスターならかすっただけでも秒で死ぬ。弱点は翼。』


普通に強いじゃん。


「セ、セイジ………私達、大丈夫かな………?」


レイがすごく心配している。周りを見るとすでにほとんどの冒険者が諦めているのが見えた。


「みんなから諦めムードが出てるな。」


「この町にはワイバーンを倒せる程の実力を持った冒険者はいないんですよ。そもそもワイバーンは10匹いれば町を簡単に滅ぼせると言われてるんです。実際に昔、ワイバーンの群れによって滅ぼされた町があるんですよ。」


え?そんなことが昔あったの!?そんなことがあったんならみんなが絶望して諦めムードに入るのも当然か。


『キシャァァァァァァァ!!!!!』


ワイバーン達が大声をあげた。


「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


あ、冒険者が逃げ始めた!


だったら俺が一匹残らずぶっ飛ばしたる!


俺は城壁の上に飛び乗り、暇潰しに読んでいた魔法辞典に載っていた魔法を使った。


「ファイヤーハリケーン!」


俺がそう唱えるとものすごい勢いのあるドデカい炎の渦がモンスターの大群を飲み込んだ。


『ギャァァァァァァ!!!』


『グギャァァァァァ!!!』


『ガァァァァァァァァァ!!!』


渦の中からモンスター達の悲鳴が聞こえてきた。

うーん、初めて使ったけどものすごい威力だな………。


そして3分ほど経つとモンスター達は全員完全に息絶えていた。

更新予定日間違えてました。すみません!


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