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第一話
(なんか面白そうなゲームでも探すかぁ)
ゲームは好きだが飽き性ですぐやめてしまう俺は最近買ったゲームに飽き、新しいゲームを探していた。
ネットで色々なサイトをめぐっているときにふと一つの広告が目に留まった。
「『セカンド・ライフ・ファンタジー』か、初めて聞いたな」
ゲームのサイトに行ってみるとそこには大きく『ファンタジーの世界で第二の人生を送ろう』と書かれていた。
その言葉に少し興味をひかれながらもとりあえず一通り目を通していく。
「自由度の高そうなゲームだけど情報が少ないな」
魔法のある世界で何をするのも自分次第だが作れるキャラクターは一体のみ、課金要素は無し、サイトを見て分かったのはこれぐらいである。
「まぁ、初めて見て合わなかったらやめればいいか」
ゲームをダウンロードしてVR用ヘッドギアをつける。
「どんなゲームか楽しみだ」
眠るような感覚とともにゲームにダイブしていく。
この時、もっと調べるべきだったと後々後悔することになるが知る由もない。