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故に存在する世界  作者: 鳴指 十流
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パレード

アルファベットのHをいくつも繋げて梯子を作った。

のぼる。屋根にのぼる。そこから、僕と私とあたしの乗っている観覧車が見えた。

すかさずチョップされる。「うおりっ」と声を上げ、太陽にたかっていた虫たちが散る。

僕と私とあたしは、二重人格になりたくて修行中。だからってなめないでほしい。

こう見えてもワインは嫌い。どちらかといえば、羽のない鳥の丸焼きを食べるエイリアンが好き。

好きだけど、嫌い。これってむじゅん。むじゅんって漢字書けない。もういいや。ムササビになる。

あとからきて。ペンギンたちは皆仲良く踊るから。ねえ、面白いでしょう?

「あはははははははははははははははははははははははははははははは」

丸が繋がらない。やあーい。おから食ってろ、やあーい。ピーマン苦いよ。甘いよ、林檎。やあーい。

もうわけわかんない。えっ、あなたも? 奇遇だね。一緒だね。やったね。嬉しいよ。オンパレード。

記号とか死ねばいい。消したいくらい頭悪いし。……ないよ。ないよ。駆逐されたよ。くちくされたよ。

残念だったね。

美味しいよ。本当に。絶対に関数で。浮いてない。むしろ浮いてるから。逆に浮いてるから。

空っぽのダンスを踊ってみたら、地の果てへ。洞窟までの最短距離。

ああ、お腹すいたかは別問題。

少し嫌いなだけだって。異次元クラスに移動? それって、まずいことでしょう?

可能なんだ。そうなんだ。そりゃ、良かったね。放っておけば、サバの味噌煮に近づけたのにね。

タイムスリップで過去に行く。さあ、行こう。移項。方程式の移項。行きたくない?

あんたにそんなこという権利ないから。早くしようよ。クライマックスすぐそこだよ。

暗いマックスすぐ底だよ。無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。

はい? 暗い頭の刀は明日に流されるんだからいいだろうよ。

トロッコは完成間近だから。

早く五月になーれ。

わけわかんなすぎて、頭いかれそうです。

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