どーでもいい三男登場
頼信様、お誕生日おめでとうございます!! 1045才!!
源頼信・・・満仲の三男。頼光の異母弟で、頼親とは同母。平忠常の乱を戦わずして平定し、源氏の東国進出のきっかけを作った人。頼朝の先祖にあたります。
藤原親孝・・・頼信の乳母子。今昔物語以外、資料がみあたらない・・・。
頼信「題名変えろ」
親孝;「き、記念すべき第一声なのに……!」
頼信「記念すべき初登場がこれかよ。俺はどーでもいい三男じゃねぇ」
親孝;「し、しかし、こうでもしないと頼信様の出番、ほとんどなくなっちゃいますよ?」なだめるような笑み。
頼信「まず、俺じゃなくて、頼親兄さんのほうが本編に出てるのがおかしいんだ。ほとんど無名じゃねぇか。興福寺とケンカしかしてねぇし。源頼光の弟っつたら、俺だろ普通」
親孝「無名ということを言われますと、私もあれですので……」消え入りそうな笑み。
頼信「ああ、お前は知名度ほぼゼロだな」
親孝;「……」泣きそうな笑み。
頼信「しかも、お前の名前、舌かみそうなんだよ」
親孝;;「も、申し訳……ござい……」半泣き。
頼信「泣いてねぇで、とりあえず、自己紹介でもしたらどうだ? 『親孝』とか言われても、分かる人ほとんどいねぇんだから」
親孝「は、はい……。私、藤原親孝と申しまして……頼信様の乳母子……」
頼信「俺と乳母兄弟になれたことに感謝しろよ。そうじゃなきゃ、マジで知名度ゼロのところだ」
親孝「はい、それはもう……。頼信様と乳母兄弟になれて本当に良かった。あの、知名度とかのことではなく……」気弱な笑み。
頼信「そんなの、言うまでもないだろ。俺は、興福寺とケンカばっかしてる頼親兄さんとも、土蜘蛛退治とか鬼退治とかファンタジックなことばっかしてる頼光兄さんとは違うんだ。伝説の中じゃねぇ、ホントの歴史的に手柄を立ててやんだから――」
親孝;「いや、あの……手柄とかの話でもなくてですね……?」困った笑み。
頼信「なんだよ?」いらいら。
親孝「そういうの抜きでも……頼信様にお仕えできて……幸せだなぁと……」ビビりながらもにっこり。
頼信「…………。それも当然だな」そっぽ向いて小声。
END
もいっちょ、いきます!




