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妖絵巻   作者: 雨夜 紅葉
5/8

仔犬拾いました。 伍

短いです。

……段々、まえがきとあとがきに書くことが無くなってきました……

「だから、ぼくを……弟子にして下さい!」

彼の真剣な頼みにも、雪巴のリアクションは薄い。

「いや、しねぇって」

「うぅ……」

だが。

前回と違い、何かを企んでいるようで。

雪巴は、思わずうなだれた彼の頭を

わしゃわしゃと撫で回した。

「わぁっ⁉」

「……それより、もっといい方法があるだろ」

「え……?」


戸惑っている彼に背を向け

雪巴は、堂々と言った。


「その仇討ち……己れが手伝ってやる。

だからお前は、囮になれ」

「え、えぇぇぇぇぇ⁉」


そこにあったのは

妖の、総大将としての姿で。

彼が求めていた『強さ』の、完成形。

『囮』

何とも嫌な響きだがーーーー


「っ、わかった!」


気付けば彼は、了承していた。






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