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体調<<<仕事
「―――以上で良いでしょうか」
「あぁ、」
「では私はこれで「ホロ」
「? なにか変更点が出来ましたか」
「今回の任務はミスリルを同行させる」
「・・・・・はい?」
「お前は一体どれだけ寝ていないんだ、顔色が悪すぎる」
「大丈夫です、任務に支障はありません」
「そうではなくてだな・・・」
ボスは顔をしかめて頭を軽く振った。
・・・頭痛でもするのだろうか?
「ミスリル!」
「ハイハーイ、何の用ー?」
「今回のホロの任務に同行しろ」
「ボス!!」
「ホロの?何デ?」
「こいつの顔色見てどう思う」
「元々悪い顔色が更に酷いヨネ、死ぬノ?死んじゃうノ?」
「私がそんなくだらんことで死ぬわけないだろ!」
「こいつのことだ、下手したら一段落着いたとたん倒れる」
「倒れません!」
「あー、分かるカモ」
「こいつの同意も得たことだし、分かったな」
「え、別に同意したわけジャ・・・」
「一人でいけます!行きます!!」
自分のことはほったらかしな部下と巻き込まれた同僚