プロローグ
紆余曲折あった学生服の悪魔をここに発表します。これから書いていきたいです。
プロローグ
この世には闇がある。
この世には光がある。
光と闇は互いに拮抗し、戦いあい・・・・・・・・・そうして物語が生まれる。
陽は陰を、闇は光を生み出していく。
ここに物語る、一つの物語も闇と光を生きた・・・・・・・・一人の人間の物語である。
その男の名前は日向櫂。最も凶悪な殺人鬼になった男・・・・・・
「懲りないね。君も」
深夜の街にそっと、男がつぶやく。そのささやきは、誰にも聞こえない。
静寂の街にタバコの火が灯る。男が吸う、そのたばこは、火花のように、路地裏で明かりを灯す。
「懲りないのは、お前だ」
そう違う声がする。と、ノーモーションで、蹴りが放たれる。それを避ける男。
避けた男は、蹴りを放たれた男に、目線を移す。
今のは、カンフーキック。それも中国拳法の。
続けざまに攻撃が放たれる。突き、さらには、猿臂。
猿臂は肘うちの一種だが、中国拳法、それも八極拳のものである。
猿臂に男は吹き飛ばされる。路地裏の奥へと飛ばされる男。
「この程度か、日比谷。」
日比谷と呼ばれた男は、立ち上がり、にやりと笑う。
「・・・・・・細川レンジ」
細川レンジと呼ばれた男は、不敵に笑い、路地裏の奥を見やる。
「星が光るわけを知っているか?星は、俺やお前が嫌いなんだよ」
そう言われ、細川は、思わず星を見やる。
見ていると、炎が飛ぶ。慌てずに、それを避ける細川。
「長い夜になるな・・・・」
日比谷は笑う。その笑いは、この戦いを見る者にも伝染した。




