始めに
タイトルのとおり何故そう考えたのか?
それは妥当性があるのか?それらを書いてゆこうかなと思います。
では先ず何故火星ではなく金星のテラフォーミングの方が先だと考えたのかと言いますと、1番の理由は距離と重力と直径でしょうね。
分かり易くするために、地球と金星と火星の基本的なデータを書いてみます。
地球
1日の長さ(自転周期):24時間
1年の長さ(公転周期):365日
太陽からの距離:1億4960万km
直径:1万2756km
表面重力:1G
平均気温:14℃
言わずと知れた我らの母星地球ですね、今のところは地球人が永住できる唯一無二の星ですね。
金星
1日の長さ(自転周期):約243日
1年の長さ(公転周期):約224.7日
太陽からの距離:1億820万9745km
直径:1万2103.6
表面重力:0.81G
平均気温:460℃
今回の主題でもある金星ですね。243日という長過ぎる自転、しかも地球とは逆方向による回転であり西から太陽が登るため地味に精神的・本能的にマズそうですね。
そして気温にかんしては、そのままでは絶対に居住不可能なので、やはり何とかするしかないんでしょうね。
どちらも科学的に何とかなりそうなのですが。
火星
1日の長さ(自転周期):24時間37分
1年の長さ(公転周期):687日
太陽からの距離:2億2794万3824km
直径:6792.4km
表面重力:0.38G
平均気温:−55℃
1番最初にテラフォーミングが行われるとされている火星ですね、私は懐疑的ですが。
何故そう思うのかと言いますと太陽から離れ過ぎているため平均気温が低いですし、地球との距離も離れています。
まあ1番の理由は重力ですが、地球の三分の一程度もしくは金星の半分以下しかなく大気を捕まえ続ける事が出来ないため永住は極めて困難な気がします。