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エッセイアラカルト

靴ヒモって、ほどける越えて、ほつれるんだ

作者: 降井田むさし

靴ひもが余っちゃう。

キツく結んでいるせいか。

僕の足が縦長なせいか。

蝶々結びが、のっぺりしちゃう。


だから、靴ひもでいくつ、転びそうになったことか。

右の靴ひもを、左で踏んでしまったり。

左の靴ひもを、右で踏んでしまったり。


それから、靴ひもを穴に通すための硬いヤツが、取れてしまった。

ひも先の細固めみたいなヤツが、取れてしまった。

そして、ほつれて糸が【つー】となった。

靴ひもも糸だから、ほつれるよな。


そもそも、靴ひもっていいものなのか。

もっといい留める手段は、ないのか。


ほどけて、ほつれるのに、まだ主役を張っているのはなぜか。

他にあるはずなのに。

そう思ったりした。


今も現役ということは、理にかなっている。そうなのだろう。


100均にいったら、シリコン靴ひもがあった。

それは、靴ひもの穴に一列ずつ差し込むやつだ。


今はそれを使っている。

伸び縮みするから、簡単に履けるんだ。

布ひもは、履くときに時間掛かるけど、これは楽に履けるんだよね。


少し通販の利用者の感想、みたいになっちゃった。

テレビ通販の、一般人みたいになっちゃった。


決して、シリコン靴ひもの差し金ではない。

自主的に、オススメしているのだ。


布ひもは、足を入れるのに苦戦する。

一方、シリコンひもはシリコンひもで、ひも穴に入れるのに苦戦した。


ストレスは、両方にある。

布ひもは、慢性的なストレスだ。

シリコンひもは、一気に来るストレス。

だが、入ってしまばストレスは無くなる。


スイカの種を、すべて丁寧に取っていき。

それから、一気に食らうか。


1個ずつ種を取っては食べ、取っては食べを繰り返すか。

それと似ている。

一気に食らう方が、僕は美味しく感じられる。


結びの言葉が見つからない。

終わり方が分からない。

結び方が分からない。

結び方の正解が分からない。


この随筆も、靴ひもも。

結び方の正解ってあるのか。


【僕はこのようなことを考えてるよ】って言葉を、結びの言葉に変えさせてもらう。

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