049 責任者との話し合い
本日は、連続投稿します。
ねらう時刻は、17時40分、18時40分、19時40分、20時40分、21時40分、22時40分の6回です。(手動のため、少しずれます。)
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エメラルドドラゴンさんが、大暴れしたことについて事後処理を進めている。
係員B
「いえ、その、あの。」
ルナ
「ああ、記念撮影がまだだったね。
ドラゴンさん、起きてよ。
うーん、起きないなあ。」
黄庵
「おまかせください。」
黄庵は、エメラルドドラゴンさんに、気付け薬を飲ませた。
エメラルドドラゴン
「あー、すっきりした。
久々の全力は気持ちがいいなあ。」
ボクたちの冷たい視線を感じて、だまりこんでしまった。
ルナ
「エメラルドドラゴンさん、記念撮影の時間だよ。」
エメラルドドラゴン
「う、うむ。」
係員B
「3-1は?」
ルナ、紅丸、黄庵、青兵衛、エメラルドドラゴン
「「「「「 2- 」」」」」
ボクたちの笑顔を撮影してもらった。
ルナ
「えーっとね、全部で6枚くださいな。
そのうち1枚はエメラルドドラゴンさんの分だよ。」
エメラルドドラゴン
「えっ? それは?」
ルナ
「一般客に、さっきのようなことをされたら、大惨事だからね。
もし、全力で戦いたくなったら、ボクたちのところに来てください。
ボクたちを探すための手掛かりとして、記念写真を持っておいてよ。」
エメラルドドラゴン
「なるほど、記念写真を見せて、みなさんのあとを追えば良いのだな。」
ルナ
「みんなも名前を書いてくれるかな?」
ボクたちは、記念写真の自分の写真の近くに名前とフリガナを書き入れた。
写真を受け取ったエメラルドドラゴンさんは、うれしそうだった。
ルナ
「じゃあ、ここの責任者と会わせてくれますか?
待機場所にいる係員さんも呼んで、いっしょに行こうか?」
ボクの笑顔に恐怖を感じたようで、はげしく首を縦に振ってくれた。
エメラルドドラゴンさんは、人の姿に化けた。
エメラルドドラゴン
「わたしも行くべきだろうから、この姿の方が良いだろう。」
ルナ
「うん、ありがとう。」
◇
責任者の部屋で
責任者
「まことに、申し訳ございません。
おまえたちが、しっかりしないからだ。」
大声で、係員AとBに、怒鳴りだした。
青兵衛
「責任者様、なんですか?
その態度は?」
責任者
「お客様たちに、ご迷惑をかけたから、指導しているだけです。」
青兵衛
「それは、指導とは言いません。
ただの責任転嫁、かんたんに言えば、八つ当たりです。」
責任者
「口出ししないでもらおうか?」
黄庵
「責任者がそんなだから、働く人たちが精神的ストレスをかかえて、こんな結果になったのですよ。」
責任者
「何様のつもりだ。」
紅丸
「いい加減にしろ。」
紅丸は、【怒気当て】を放った。
責任者は、恐怖で震えだした。
黄庵
「紅丸さん、あれを始めてくださる?」
紅丸
「ルナ様、お願いします。」
ルナ
「えー、あれやるの、恥ずかしいよ。」
青兵衛
「ルナ、商売は相手になめられたら終わりです。
どちらが上かはっきりさせることが短い時間で商談を成功に導くためには必要なのです。」
ルナ
「わかったよ。」
ボクは、ふところから、赤いカード、モンテマニー侯爵の紋章を取り出して、責任者に見せつけた。
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