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ジュスティーヌの猫

子猫もいいけど成猫もいい

ジュスティーヌは早速子猫にミルクを飲ませる。まだ目も開かない彼は、しかし一生懸命にミルクを吸う。ジュスティーヌはその姿に感動していた。エリザベスも、ジュスティーヌにとって良い経験になると優しく見守る。小さな神獣は、はやくも家族の輪に入っていた。


「お義母様、一生懸命に飲んでますね!」


「可愛らしいですね」


「はい!」


エリザベスは子猫はもちろんジュスティーヌのことも含めて可愛らしいと言っているのだが、ジュスティーヌは気づかない。すっかりお姉さん気分のジュスティーヌである。


「お義母様、お名前は私が付けてもいいですか?」


「もちろんです。なんてつけますか?」


「サシャにします!」


「素敵な名前ですね」


「いつか弟ができたら付けようと思っていたんです!」


ニッコニコのジュスティーヌにメロメロなエリザベスは悶絶していた。しかしもはや、みんないつもの発作だと特に気にしない。


「サシャ、頑張って強く生きるのですよ」


「ぴぎゃー」


「鳴き声が可愛いです!」


アルベルトとアーノルドは二人の微笑ましい親子と小さな神獣の交流にものすごくときめいていた。一ファンとしてきゅんとしていた。この場に居られないアルフレッドに申し訳ないくらいだった。

ということでサシャくんです!

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