『男女同室着替え』
「あー、今日の授業マジで疲れた~」
「ホント、ナンなん? 山先 まだ、あんな歴史教えてるの」
「それな。」
「今でも、あんな内容なんだ。」
「いくらなんでも、古すぎ。」
女子数人が、個室で談話している。
そこに、男も数人入って来た。
「お、おつ~」
「おつ~」
「今日、暑過ぎじゃね?」
「だよね。」
「見て、シャツ、汗だく、もう透けて大変」
「ブラ、青にしたんだ。」
「そう、だから、白いシャツから見えるのよ。どうしよう。」
「下着は、服の色に合わせるより、肌の色に合わせる方が目立たないらしいよ。」
「マジで? 明日、そうする。」
「何で、日本は、こんなにジメジメしてるのかね?」
「梅雨があって、湿度がある。亜熱帯型になってるって知ってるでしょう?」
「あー、教えてもらった事と、実際は違うとは思ったけど、これほどとは、」
「アイスランドにいる、奴らは羨ましい。」
「マジ、ウチら限界、脱いでイイ?」
「あ、俺達も脱ぐ」
同じ個室で、両者、服を脱ぎ始めたのだ。
《ΠΦ。》
(ふう。)
《ΗΣΖзΔ。》
(あつかった。)
《ΑΜё、ΜΡΖθλεзΔ。》
(マジ、死ぬかと思った。)
《κη、ΚΥΤゝΣΓДθΖΓοΓΞηΖΓа》
(この、肉スーツ何とかならないのかなぁ)
《ΜΖΔΓΞπ。ζёΥΔΛΖё、ΛΝыΦΜёДЁΖДΜΤνΔёΞΜёΓΤゝΣΓДΔёΖο。》
(しかたないよ。僕たちが、地球人を監視する大事なスーツなんだから。)
《ιμΒ、ЖΖνΖё、εзθ、ΣΦΝЁπΥΜαεοΞΔΞЖ》
(それは、わかるが、もっと、通気をよくしてもらいたいわ。)
《Ηゝ、ΒσΥ、κηΚΥΤゝΣЁΡΞγαё、ΛΝыΦЁΗνΝΔΞЖ》
(あー、早く、この肉スーツを脱いで、地球を歩きたいわ。)
《ЖΖν。》
(わかる。)
《ιηΔΧ、ЖΔΜΔΛΖё、ΛΝюΦΜёДЁΖДΜΜα、ΝёДΖёμДζеΦΚΠΕЖΜΞΖ、ΜοΨёαΞνΜёΓΞ。》
(そのため、私達が、地球人を監視して、銀河連邦にふさわしいか、調べているじゃない。)
《ζДθ、ΛΝюΦΜёДΒ、ЖΔΜΔΛΘΔΞΚ、βΞΨёΣЁΓΥβΒё、ηзθΨΞЖΚΓνηΚ。ΧДθёΥΕΞΓн
(ホント、地球人は、私達みたいに、性別をなくせば、もっと平和になるのに。めんどくさいなぁ)
《Ηゝ、ΕΝΒ、ΓΖёΞΓゝ。》
(あー、先は、長いな~。)
~終~
読んでいただきありがとうございます。
今回も、Twitterでトレンドに上がっていたのを元に考えました。
宇宙語、誤字ないよな…
異星人もユーモアありますよ~w