1日目 前半
「..........?」
ふと気がつくと辺りは緑豊かな森林だった。
あまりにも空気は澄んでいて、清々しい気持ちになる 風景だ。
「なぜ俺はこんな所に....??」
ここに立っていることに関しての記憶が全くない。それどころか自分の名前すら思い出せない。
「お、おーい!!誰かいないのか!?居たら返事してくれ!!」
ひたすら叫び人を探す。しばらく歩いてみて分かったのは自分がいるこの場所、森のかなり深い場所にいると言うことだ。
「.....喉が乾いた。近くに水を手に入れられる所はないか?」
とりあえず喉の乾きを癒す水を求め歩き始める。日は高く昇ってはいるが、木陰のおかげでそれなりには涼しい。
体感で20分程だろうか、歩いていると涼し気な音が聞こえた。
「この音は.....川...?」
川へと近づき恐る恐る水を手で掬って口へと運ぶ。
「ふぅ...かなり美味しい水だな。この冷たさ、体に染みていくようだ。」
とてもこの時代で飲めるとは思え.....
「.......?この時代.......??」
全く思い出せないのだ。今はいつで、ここはどこで、俺は誰なのかを。
「今気がついたが、俺.....裸?なんで??」
全裸なのである。一糸まとわぬ裸体なのである。
急に恥ずかしさが俺を襲った。
「何か着れるものは.....と、思ったがこんな場所で手に入れれる訳ないか。」
ともかく水は入手することが出来たので、この河辺付近を拠点として行動することにした。
ふとライトノベルを書いてみたいと思い始めました!
全く文章書くにあたってのルールは全然分かりませんが生暖かい目で見守ってくださいm(_ _)m