1 プロローグ
なかなか先に進まないですので、ぬるい目で見てやってください。
誤字脱字はスルーでお願いします。
読者さんの脳内で幾らでも補正をして読んでいただいて、誤字脱字報告はしないでいただけるとこちらも嬉しいです。
短い話の連続投稿ですのでそう言った「アレ?この表現間違ってね?」と言った部分はヌルッとスルーしていただくのがストレスを溜めないコツだと思います。
この作品は私の初作品になるものなので、至らない所ばかりが目立つ物となります。
なのでそう言った皆様の生ぬるい目で成り立つ作品であるとご承知の上でお読みになってください。
宜しく願いします。
「いやー、本当に参りましたよ。まさかうちの相方が最初から裏切るつもりだったとか」
とある地域の世界遺産の神殿のような場所で、人影の形をした光が大きなため息と共にそんな言葉をはく。
「気づくの遅いですよ、それ。でもそのおかげでこうして私たちが話し合いを持つ事が出来たわけですけどね」
もう一つの人影の形をした光がそう返事をする。
この場所で大きな力を持つ光が2つ、談合をしている。
「そちらさんが羨ましいですわ。こちらは気付けない間、ずっと真綿で首を締め続けられていつの間にか手遅れ寸前ですからねぇ」
「こちらとしては、ほっといてたら増えすぎてしまって手遅れですけども」
隣りの芝生は青く見える。そんな愚痴を互いにこぼしあって2つの光は笑いあう。
「でも本当、この話を受けていただけて助かりました」
「いや何、こちらとしては使い道が無い代物ですから。いくらでも提供しますよ」
「その事については驚かされます。何も与えていないのにあれほどまでに繁栄するとか。こちらは試行錯誤してるのに増えるばかりか減り続けて気が滅入ります」
小さく興奮した様に声を上げたかと思えば、その言葉はすぐにしょんぼりと小さくなってゆく。
その様子に即、フォローの声が掛けられる。
「そちらは共同していた相手がそのように仕込んでいたんですから仕方が無いんでしょう。うちの方では信心はあるくせに統一されてないわ、そのせいで争いが絶えないしで」
「それでそっぽを向いてたら想定以上に勝手に増えた、と。お互い変な所で苦労してますね」
妙な所に共感したささやかな笑いを上げた後、かしこまった空気に変わる。
「では、3日後に一万ほどをまず手始めにそちらへ送ります。その後の加工処理はお任せします」
「ありがとうございます。これでその場凌ぎではありますが持ち堪えられます。それで次の分はいつ頃に頂けるようになるでしょうか?」
「3年後に一億くらいでどうでしょう。そちらに合うものを選んでおきます」
「よろしいのですか!?そちらに負担ばかり。こちらが利益を得るばかりでお返し出来る物がありません…」
驚きの声を上げ、すぐに申し訳ないとばかりに小さくなってゆく声に優しい言葉が返る。
「困った時は助け合いです。ですのでこちらが何かあった時には宜しくお願いしますよ」
「恐縮です。ではこれから、受け入れ準備に戻りたいと思います。この度は本当にありがとうございました」
そう言って光が弾けた後、キラキラと霧散して消えていった。
「さてと、こちらもちゃちゃっと片付けちゃいますかね」
そしてもう一つの光はその場を埋め尽くす強い輝きを一瞬放ち掻き消えた。
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「ちょ!お前、今日も定時で帰るのかよ」
そんな同期の言葉を聞き流し俺は支度を整える。
「今月のノルマはもう達成してるし、文句ないだろ」
「上を目指す気無いのかよ?お前の成績ならもっとさぁ…」
「俺はそんな事より、自分の時間の方が大切なんだよ」
しょっちゅう交わされるやり取りにうんざりしつつも、最後にはこう返す。
「趣味が一番、そのために仕事は最低限!」
これから先も非常に短い話の投稿になると思いますので、ご了承ください。とゆうかこれは自分への言い訳です。
今後も自己満な穴ばかりの作品を続けていきますので、厳しいツッコミをされると泣きます。その辺はご勘弁ください。