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双竜  作者: スカイホース
3/4

冒険

平成。

高層ビルが立ち並ぶ大都会の一角に、とある冒険家の家があった。

その冒険家の名前は、高村良。

良は、いつかテレビに出ることを夢見ている、駆け出し探検家で、今は、次の探検の準備をしている最中だった。

普段はバーテンダーをやっていて、それでなんとか、生計を立てていた。

当然、客に探検家だと言うと、驚かれる。

趣味で、少しやっているだけだと説明しても、危険なことだし、第一、こんな弱そうな男が探検家なんて、とても信じられないと客達は思っていた。

良は、子供の頃から痩せていて、今でもひょろひょろな体型だが、筋肉はあった。

子供の頃、筋肉に憧れてから、毎日筋トレをして、毎日プロテインを飲む。そんな生活だったので、昔、中学校の頃は、友達や先生に、「骨と皮と肉しかない」と言われるほどであり、ボクサーに近い体型だったのだ。

そんな男だが、筋肉の他にもう一つ、根性があった。

一度やり始めたことは、周りが飽き始めていても、自分だけは続け、終わる頃には日が落ちていた、と言うほど根性があり、よく、頑固だと言われていた。

さて、そんな冒険家が、今回どこへ行くかと言うと、別名、地図にない洞窟と言われている、「双刃鎌洞窟」と言う洞窟だ。

万全に準備を整えた良は、ウキウキしながら車に乗る。今回の場所は少し違う。地図から消される程の何かが、あった場所なのだ。

探検も、オカルトも好きな良にはたまらない。探検と言う意味でも、オカルトと言う意味でも、両方すごい場所なのである。

車を走らせた。

自分の家が、どんどん遠ざかって行く。しばらく車を走らせると、、都会の高層ビル達も、遠ざかって行く。

だが、この時はまだ、知る由もなかった。

洞窟に行ったことにより、全世界が、危険にさらされるかもしれないと。人類滅亡のカウントダウンが、始まることになると、、、。



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