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むかしばなし  作者: 瀬木御ゆうや
夢は崩れ、未来には悪夢しか残らない
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対決

シエラとベオの娘、リイナは親譲りの美貌と気高さを持つただの少女だ。


リイナは父から文字や計算などの教養を学び、母からは剣技と淑女の嗜みを覚えさせられた。

特に不自由がなく欲もない。

親の言いつけを守って城から出ずに14年も生きた。

退屈はしたが、それでも親の言うことは正しいと信じて生きてきた。



だが15歳の誕生日の時、リイナは二人から城の外に出るように言われた。

何でかと問い詰めると二人は口を濁らせる。


嫌だと駄々をこねるリイナ。

でもリイナの母であるシエラが急に剣を取り出して鞘から抜くとそれをリイナに突きつけて言った。


「出ていかなければ殺す…大人しく出て行きなさい」


その顔はリイナの知っている母の顔ではなかった。

悪鬼や悪魔、まるでおとぎ話に出てくるとんでもない悪人のような顔だった。

寒気がした。

リイナは父に助けを求めたが、父はリイナから顔を背けてしまう。

リイナは絶望した。


初めて覚えたこの負の感情に、リイナは混乱した。

だから彼女も剣を抜いた。

生きようと思って、母を殺そうと思って。



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