表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
むかしばなし  作者: 瀬木御ゆうや
夢のような時間
39/91

向かう

「お嬢様、今日はどうかなさいましたか?」


セイレンが廊下の隅で天井を仰いでいたシエラを見つけると尋ねる。

シエラは「あぁ…」と短く答えると、何も言わずにセイレンに背を向けて歩いて行ってしまう。


不思議に思うセイレンはいつもと違うシエラを不思議に思いながら、いつもよく分からないと片付けて前日の洗濯物をシエラの部屋に仕舞いに行く。


その道中廊下の窓を拭いていたベオがいたので彼にシエラの事を言ってみた。


「ベオさん、なんかシエラお嬢様の様子がいつもと違う気がするけど、何か知っていませんか?」


「へ? ……うーん、私もよく分からないですね。でもシエラさんなら私たちが少しでも会話すればいつも通りになりますよ」


「そんなものでしょうか…」


「そんなものですよ。何なら今からシエラさんと少し会話してきますよ」


「うーん……そうですね、私はこの衣服を片付けないといけないので、それならベオさんに任せてみますよ」


悩みながらもベオの忠告が今の現状では正しいと思ったセイレンはベオにお礼を言ってから洗濯物をしまいに行く。


笑顔で見送ったベオは窓を拭いていた布を廊下に置き、いつも通りの足取りでセイレンが来た方へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ