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むかしばなし  作者: 瀬木御ゆうや
夢のような時間
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わたしの説明

どうも私だ。

ここまではどうだったかな?


…よく分からない?

まぁ確かに。

こんな狂人の胸中、それも一般的な考え方が欠落していた人間の行動などは意味が分からないし、語る側の私も理解は出来ない。


だが、どうしたいのかは分かる。


彼女は贖罪をしたかった。

それは一度も行ったこともない行為だからこそ、どうしてそうしたいのかわかっていなかった。

旅人の彼が恐ろしいから?

痛みが分からないから?

不死であるから?


いいや違うだろね。


どんな蛮行をしても誰からも許される美貌を持ち、不死の力で死すらも恐れない。

囚われの呪いも気にしない。

そんな、そんな『何も恐れず、同等のモノ』を知らないからこそ…。

殺されていながら、彼女の美貌を褒めて笑顔を振りまく彼にある種の嬉しさがあったんだろう。


初めての感情。

まさにそれこそ罪の重さを感じるのに相応しいものなんだろう。


さて、初めての感情を涙と自責で体験した彼女はその死を慈しむことを覚えた。

殺しに躊躇いを覚え、行為を恥じ、亡骸を埋葬してから彼女なりの葬いをする。


ここまでして後は何か…分かる人はいるかな?


ではお話に戻ろう。

まだ夢は覚めないだろうしね。


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