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二心同体
episode1
「だぁぁぁぁ、うるっせぇ!」
おれは勢いよくイスに座り込んだ。
「あなたの方こそうるさいわ。私の文句ばっかり・・・ほんと、やめてほしいわ。」
彼女はとても落ち着いた声色で。
が、
「お前がおれがやってるゲームにごちゃごちゃ口挟んでくるからだろ?黙れないなら出てけよ!」
おれはキレ気味だった。
しかし、彼女はやはり落ち着いた様子で
「そうできるものなら、もうとっくに出ていってるわ。」
と。
彼女がこの部屋から出ていけない理由があることは、おれもわかっていた。
おれたちは、なぜか二心同体になってしまっていた。
初投稿です。
まだ、長い文章を書けないので、少しずつ書いていきます。
ぜひ感想や、アドバイスがあれば教えていただきたいです。
内容はオリジナルを貫いていきたいですが、被ってる作品があることがあるかもしれません・・・
内容は、物語のプロローグ的な感じで書いたつもりです