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第一話 作戦立案

第一次奥尻島攻防戦から一週間後の東京海軍省


海軍省の一室では、増加する日本海、津軽海峡で増加するソ連海軍による通商破壊に対する今後の方針を決めていた




「只今から、増加の一途を辿る、津軽海峡、日本海におけるソ連海軍による通商破壊に対する今後の方針を決定します。まず海上護衛総司令部有馬馨中将、お願いします」

「まず、海上護衛隊としては護衛艦艇を増加させることで通商破壊の被害を減らしたいと考えています。ですがやれるなら、聯合艦隊にも通商破壊の拠点をみてけてもらい、その拠点を無力化していただきたい」

「その事で聯合艦隊から一つ」

ここで聯合艦隊参謀の菊池朝三が発言した


「聯合艦隊としては今のところ、敵の拠点の目星はつけています」

「目星は有ると言うが奥尻島や苫小牧などでは無いのだろう?其に千島、樺太、ウラジオストクでは、聯合艦隊主力は欧州からのソ連艦隊来訪に備えているから出せないのでは無いのかね?」


と会議に参加していた陸軍関係者が発言した


「確かにそのとうりです。つい先日行われた奥尻島奪還作戦では確認されていません」

「なら何処に有ると言うのだっ!」

「それはここです」


と菊地少将は言いながら机に広げられている北海道の地図の一回を指さした


「大島に小島だと?そんな無人島に拠点などあるのか?」

「今のところ解りませんが、可能性としては一番高いです」

「なら仮にあったとして、攻撃はどうする?航空隊は反撃に出していていないだろう。陸軍の艦船部隊も反撃準備があるから出せんな」

「そこの所は問題ありません。聯合艦隊主力は無理ですが、魚雷艇などで攻撃を行います」



それからかなりの時間会議が行われていた


会議の結果、海軍の彩雲が一機ずつで大島と小島を強硬偵察することになった





会議の翌日、青森三沢基地から海軍の彩雲二機が偵察の為に発信した




一時間後、大島上空



「偵察、何か見えるか?」

「もう少し近づいて欲しいです」




彩雲はさらに近づいた



「みっ、見えました!島東部トリカラス浜に敵潜水艦5がいます!」

「よし、撮影後、直ぐに戻るぞ!」



また小島でも湾の中にソ連潜水艦が確認され、即刻海軍省に伝えられ、作戦が立案されることになった

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