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共和国16:構え
イシリウスがスルカグへと答える。
「ああ、私も君の決闘を受け入れよう。しかし、2対1でいいのかね」
「ああ、二人でかかってきな」
手のひらを上に向け、指先だけでかかってこいと表した。
そして、周囲の空間は、まるでアクリル樹脂のように透明になり、周りの様子がはっきりと見えるようになった。
ただし、声が聞こえている様子はない。
「では、いざ尋常に」
「ああ」
スルカグが言うと、すぐにどこから取り出したか、剣を向けてきた。
それに応えるように、イシリウスたちは剣を構えた。




