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帝国16:決闘申込

「目を開けてもいいぞ。妖術と見破られた以上、使っていても仕方ない」

スルカグが二人に話した。

なるほど、確かに嵐は消え去っている。

だが、周囲と隔絶された世界であるということには変わりがない。

現状は、さほど変わっていないと言えるだろう。

スルカグが、なおも言い続ける。

「これから貴殿らに決闘を申し込む。いずれが相手でも不足はない。外にいる連中にも見えるようにしよう。彼らは立会人を務める」

ラウストがすぐに反応する。

「いいだろう。我にとって不足なし。我は我の名誉と名声に賭けて、貴殿の決闘を受け入れよう」

彼は騎士団の一員である。

それゆえ、スルカグが古式にのっとり、決闘の申し込みをした際、それにすぐに応えることができた。

一方、イシリウスはそうではない。

だが、答えはすでに決まっていた。

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