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帝国14:呪文

一方のラウストは魔法の原理を一から思い出そうとしていた。

「原理自体は単純だったはずだ」

それがどうしても思い出せない。

騎士団の学校では初年度に学ぶことだ。

そして思い出そうとすることを遮るように、嵐のような黒雲が周囲に満ちてくる。

「騒げ、喚け、天と地よ。満ちよ、増えよ、天と地よ」

呪文が聞こえてきたが、ラウストはどうしようもない。

何かしらの方法で、魔術を行っているはずだ。

それは間違いない。

でも、それがどんな方法なのか、ラウストは分からなかった。

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