1 始まり
初めまして(*^□^*)
葉月華南です
この作品が初投稿&初連載になります
頑張っていきますので、
よろしくお願いします
わたしはいつ闇の中から抜け出せるだろう
もし、あの時わたしが違う道を選んでいたら…………
違う未来が待っていたのかな
薄暗い部屋の中、黒い洋服を着た男たちはパソコンと向きあっていた。
そのなかの1人のメガネをかけた長身の男はパソコンから手を離し
「やっと見つけた……
もうすぐ迎えに行くぞ」
と笑っていた。
男は立ち上がり、
「また1つ宝玉が揃う」
と笑いながら部屋を出て行った。
男は通路を歩き、ある部屋の前で立ち止まるとノックをして、部屋の中に入っていった。
部屋の中はいかにも高そうな机と椅子があるだけの簡素なものだ
電気はつけておらず、窓から月の光が差し込み、その光が部屋の中にいる者を照らしている
椅子に座り窓の外を見つめていた男が
「柊、みつけたのか」
と問うと、柊と呼ばれた男は 「はい」と応えた
男は振り返り、
「誰をみつけた?」
と柊に聞くと
柊は
「冬海 露です、氷雨様」
氷雨は立ち上がり、窓へと近づくと振り返り柊をみつめ、
「必ず連れてこい、
冬海 露をBlue Roseに、私のもとに」
と微かに笑いながら柊に命令する
柊「必ず、氷雨様のもとに連れてまいります」
と言うと一礼し、部屋から出ていった
氷雨は窓からみえる月をみつめ、
「ずっと待ち望んでいた。早く私のもとへこい、どんなことをしてでも手に入れる」
と呟いた
部屋を出た柊は無線で部下に連絡し、
「冬海 露を捕まえに行く、準備しろ」
と命令した
この時、柊は気づいていなかった
柊のことを後ろからみている青年に……