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三人称視点  作者: 反町樹
学園物語
10/18

第十話:木曜日の放課後と、パン会議(爆誕)

 木曜日の放課後、教室の隅に人だかりができていた。

 「パン会議」開催中である。

 発端はもちろん、伝説のパンリスト。

 それをきっかけに、パンへの熱い想いを語り合う場が急遽設けられたのだ。

 主催は彼。

 「みんな、パンのこと、語ろうぜ!」

 と声をかけたら、いつの間にかミナミ、オオタ、ケンタ、そして意外にも先生まで参加していた。

 ミナミは気乗りしなかったが、

 (まあ、直接話せるチャンスかもしれないし……)と腹をくくっていた。

 議題はまず「焼きそばパンが神かどうか」。

 ケンタは満面の笑みで

 「神だ!むしろ宇宙一!」

 と叫ぶ。

 ところがオオタくんが一言。

 「いや、メロンパンも捨てがたい。あのサクサク感、たまんねぇんだよな」

 すると、先生が笑いながら

 「君たち、パンの話にそこまで熱くなれるなんて微笑ましいよ。けど、クロワッサンは…まあ…」

 と言いかけて、オオタくんがすかさず

 「先生、それクロワッサン消しゴム持ってるくせに!」

 場が一気に和んだ。

 一方、彼はスマホで焼きそばパンの写真を何枚も見返しながら、

 「次は焼きそばパンのトッピング研究会もやろうかな」

 と提案。

 ミナミはそれを聞いて、ちょっと笑った。

 会議の最後に、ミナミが勇気を出して質問した。

 「ねえ、昨日の“好きです”って、本当はパンの話だったの?」

 彼は一瞬だけ驚いてから、ゆっくり答えた。

 「そうだよ。パン、マジで好きなんだ」

 その言葉に、ミナミは顔を真っ赤にしたが、すぐに笑顔に戻った。

今日の教訓

パンは人をつなぐ

勇気を出して聞くのは大切(たとえパンの話でも)

先生もパン会議に巻き込まれることがある

そして焼きそばパンはやっぱり最強

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