表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/23

死の世界の販売店

陽「販売店って事は食べ物が売ってる場所のこと」

桜「食べ物のも売ってるし、それ以外にも武器、日用品とかいろいろ売ってる」

陽「食べ物って何売ってるの?」

桜「食べ物以外興味無いの?」

陽「ここの主食を聞いたら誰だって、普通の食べ物が売ってる場所が気になるよ」

桜「一応私達にとって、前に言うった食べ物のも普通の食べ物なんだけど」

陽「ごめん」

桜「気持ちは分かるけど、これ言うったらガチギレする人一定数いるから気を付けて」

陽「分かった」

桜「それで、どんな食べ物が売ってるっかと言うと、リンゴ、パン、野菜、牛、豚、鳥、イノシシ、鹿、馬の肉、チョコ、ポテトチップス、ジュースが売ってる」

陽「結構いろいろ売ってるだね」

桜「まぁ、食べ物よりも武器の方が多いけど」

陽「何で?」

桜「武器の方が手に入りやすいのと、需要があるから」

陽「なるほど」

陽「どんな武器が売ってるの」

桜「全部分からないけど、リボルバー、プラスチック製の銃、マシンガン、ロケットランチャー、オートマチック、ライフル、ショットガン、日本刀、西洋剣、中華剣、短刀、スペツナズ・ナイフ、サバイバルナイフ、閃光弾、手榴弾、地雷、槍、薙刀、警棒、火炎放射器、地雷、迫撃砲、小型のレールガン、小型の核兵器、音響兵器、サリン、VXガス、小型戦車、うるミン、吹き矢etc、とか結構ある」

桜「多分これでも、1割にも満たないと思う」

陽「これで1割に満たないってどんだけ武器が売ってるの」

桜「殺しが当たり前の世界だからね」

陽「だとしても多すぎない」

陽「て言うか、どうやってこんだけの武器を仕入れてるの」

桜「軍事が攻めて来た時に奪ったやつ」

陽「前に軍事は、私達を殺す為に攻めて来てないって言うって無かった」

陽「殺意が高すぎる武器が多いんだけど」

桜「まぁ、ここに攻め込んで来てる人間は私達を殺す気だしね」

陽「ん?」

陽「前は私達を殺す為に攻め込んで来てないって言うって無かった?」

桜「そうだよ」

陽「どういうこと?」

桜「私達を殺す気が無いのは、現場の人間じゃ無くて、上の人間だから」

陽「余計わからないんだけど」

桜「例えばさ、下の人間に『今から攻め込んで死んで来いって』って言うって行く人間いると思う?」

陽「いないと思う」

桜「だから、上も下の人間には、殺して殲滅して来いって言うてるって訳」

桜「まぁでも、身体能力が違い過ぎるから武器を使う前に殺されるんだけどね」

陽「なるほど」

陽「身体能力でいくら勝ってるからって殺られるってことはないの?」

桜「なくには無いけど」

桜「それでも、致命傷をおわされたって話は一回も聞いたことが無い」

陽「なるほど」

桜「て言うか、大体すぐに逃げ出すから反撃されるってことが滅多にない」

陽「逃げ切れた人っているの」

桜「毎回10人ぐらいは逃げ切れてるけど、次の日には殺されているから」

陽「それって、逃げ切れてるって言えるの」

桜「まぁ、1日は逃げ切れてるから」

陽「どの道殺されるんだったら、逃げずに大人しく殺されて欲しいね」

桜「まぁ、確かに」

桜「探すのめんどくさいし」

陽「逃げていき残ってるって人はいないの」

桜「1年前に攻めてきた人間で、1人でだけまだ死んだって情報が無い奴がいる」

陽「誰かが殺して、誰も気付いてないだけじゃないの」

桜「それは有り得ない」

桜「軍人だったら、早い者勝ちだから誰も奪えないし、逃げたやつを捕まえた人には褒美があるから報告するはず」

陽「何で逃げたやつ捕まえたら褒美があるの?」

桜「ここの人間全員軍人が嫌いだから」

陽「なるほど」

桜「て言うか、話してたから着いたよ販売店に」

陽「ここが販売店なんだ」

陽「屋台がいっぱいあるね」

桜「140個あるからね」

陽「多くない」

桜「そのうち、138個は武器を扱っている場所だから」

桜「残り2つは、食べ物と日用品が売ってる場所」

陽「武器屋多すぎない」

桜「こんだけ無いと、武器を大量に扱えないからね」

桜「行くよ」

陽「行くってどこに?」

桜「陽菜の武器を買いに」

陽「私の武器?」

陽「ちょっと待って」

陽「私、戦闘何て一回もした事ないんだけど」

桜「前も言うったけど、ここで生き残りたいのなら適応するしかないの」

桜「て言うか、軍事が攻めてきた時用の武器は最低限必要だから」

陽「なるほど」

陽「どんな武器買うの」

桜「取り敢えず、初心者でも扱いやすい、リボルバーとサバイバルナイフ」

陽「簡単に扱えるの?」

桜「戦闘経験一回もないのなら、変な武器買うより王道の武器を買った方がいいから」

陽「なるほど」

陽「所で夜桜ちゃんってどんな武器使ってるの」

桜「私は主に、オートマチックのスペツナズ・ナイフと小型爆弾」

桜「て言うっても、スペツナズ・ナイフぐらいしか使ってないけど」

陽「何で」

桜「そもそも、戦闘戦闘って言うけど、戦うのめんどくさいし気付かれる前に殺した方じゃ楽じゃん」

桜「だから、背後に回って切れば音も無く殺せるから楽でよく使ってる」

陽「なるほど」

桜「ガンショップに着いたから、銃買うよ」

陽「うん」

銃店「いらしゃい」

桜「リボルバー何種類か見せて」

銃店「リボルバーは今6種類ありますよ」

桜「じゃあそれ見せて」

銃店「了解致しました」

桜「陽菜全部触って、1番手に馴染むもの決めて」

陽「分かった」

陽「う~ん」

陽「どれが手に馴染むかどうか全くわからない」

桜「とにかく全部持って」

陽「分かった」

陽「う~ん」

陽「やっぱわからない」

桜「4番目やつ頂戴」

銃店「毎度あり」

銃店「1つで、リンゴ1個のお会計になります」

桜「はい、リンゴ」

銃店「ありがとうございました」

陽「お会計リンゴなの」

桜「ここに居る人間そうやって、生きて行ってるからね」

陽「なるほど」

陽「て言うか何で4番目の銃だったの?」

桜「一番手にフィットしていたから」

陽「見てるだけでわかったの!」

桜「いろいろな人見てきたからね」

桜「次はサバイバルナイフ買いに行くよ」

陽「うん」

ナイフ店「いらしゃいませ」

桜「サバイバルナイフ頂戴」

ナイフ店「毎度あり」

ナイフ店「1つで、リンゴ1個になります」

桜「はい、リンゴ」

ナイフ店「ありがとうございました」

桜「じゃあ帰るよ」

陽「えっもう帰るの」

陽「食べ物屋とか見に行かないの?」

桜「あそこは、支払いが死体だから今行っても無駄」

陽「いやでもさ、その辺の人を殺して買えばいいじゃん」

桜「前も言うったけど、販売店の半径5メートル以内での殺し禁止だし、そもそも、最低でも死体500個は必要だから無理」

桜「そんな死体の量、軍事が攻めて来た時ぐらいしか手に入らないから」

陽「う~ん」

桜「今行っても欲しいのに買えないって地獄味わうだけだから」

陽「分かった」

桜「じゃあ支配地域に帰るよ」

陽「うん」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ