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上書きされた僕の血筋  作者: pipoca
その時がきた
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実行

ここに黒魔術の行程を記すことはできないけれど、願いを叶えてもらう事と引き換えにある契約を結ばなければならなかった。


この先晴れて夫婦となれば子供を望むことはごく自然な事。そしてめでたく子供が出来、無事にこの世に産まれてくることができたのならその第一子を鬼(悪魔)の子として捧げるというものだった。

私達の手元から離されるわけではなく、その子の魂を捧げるということ。


正直、魂を捧げるという意味がよくわからなかった。でも、その時の私達はとにかく必死で、結婚できるのならと契約を交わすことにした。後で何とかなるだろう、そのくらいの気持ちで・・・・。


それから一週間もたたないうちに父から結婚の許しがでた。私達はすぐに結婚し、それはそれは幸せな生活を送っていた。その幸せのあまり契約の事など日に日に忘れていってしまい、今日に至ってしまった。

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