38/44

天国への生き方

本気で天国に行きたいと願うのならば、まずは自分と家族を大切にすることから始めてみてはどうだろうか。

自分の内面を今すぐ変えることは難しい。だからまず喫煙者は禁煙をする。酒飲みは量を減らす。

アルコールは少しの量ならば体内に入れてもいいが、体内アルコール度数が五パーセントを超えてはならない。それ以上のアルコールは身体にとって害となるからだ。

今のこの身体はそれぞれの家のようなもの。決して自分のものではない。この身体は神様から借りている家であり、死後は返す。

この世界でいえば賃貸アパートなどで汚したり傷をつけたりした場合、退去の際は修理代などを払わなくてはならないが、人間の身体も同じで傷や害となるもので痛めつけた場合、それだけ天国行きが遠くなる。

だからといって高い美容液を使えだのエステに通えだの、そういうわけではないので勘違いはしないでいただきたい。健康的な食生活や早寝早起きを心がけたりすればよいのだ。

そして金を掛けて宗教を信じないこと。

人間と通ずる神はイエス・キリストのみで、それ以外の神は存在しないことを頭のどこかに入れておいてもらいたい。そして人生に迷いや助けが必要なとき、強く訴えれば必ず神様にその声は届く。

聞いてもらえるかどうかはそれまでの生き方に係わってくるが、正しく生きていれば必ず手を貸してくださるだろう。