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超大盛やきそば

2人はコンビニに入っていきました。

そして、カゴを1つ取ってから、右側にはいつものように雑誌や本が並べてありましたが、一度さらっと見てからは、今日は手を伸ばすことさえもせずに、そそくさと、飲み物などが置いてある冷蔵庫の方まで歩き、次の島に向かいました。



それから何を想ってもイイのにね(それを否定したのならば、閻魔様や不動明王様が叱る前に、アミュースケールが、[えっ]って、言います。)、



さなえはハニカミながら言いました。

足も落ち着かない。



「みほちゃんは、きっと、前世でお母さんのお母さんだったのよ。」



みほちゃんは、さなえお母さんのニットの袖をひっぱりながら、言いました。



「あたし、さなえお母さんが、好き・な・の。」



「それからね、みほちゃんは、さなえお母さんの甘えん坊なところや、嘘つきのところを、可愛がってくれたのよ。本当に、みほちゃんは優しいわ。」



さなえちゃんは嬉しかったので、その場でパタパタピョンと足を跳ねてから、さなえお母さんを大笑顔で見つめました。そのあと、みほちゃんは、走っていきました。店内でも、大袈裟なほどポップな曲が流れています。みほちゃんは、その曲に合わせて、体を動かして踊っています。ここは、みほちゃんの独壇場だ。



「みほちゃん、ほら、人にぶつかるわよ。」



少し注意をするのが遅れたのか、みほちゃんは、見知らぬおじいさんにぶつかってしまいました。少し驚いたのか、踊りは止まってしまいましたが、おじいさんの微笑によって、みほちゃんは、また、楽しく踊りはじめました。



さなえは、おじいさんに軽く会釈してから、言いました。



「申し訳ございません。うちの子が。」



おじいさんは、満面の笑みでした。



「子供は元気が一番だからね。」



さなえは、正直嬉しかったのですが、

同じ調子で返そうとした自分があまりにも、失礼で、情けなく感じたので、少しだけ深刻になってから言いました。



「しっかりと、この子を(しつけ)ます。」



みほちゃんも何か感じてはいましたが、その上で、みほちゃんなりに、考えてから、ある商品に指を指しました。



「えっ、なんで超大盛やきそば!!?」



つい、さなえお母さんはボサッ

と、言ってしまいました。



それから

さなえお母さんとおじいさんは

目を合わせたあとに

ゲラゲラゲラゾラゾラゾラと、笑いました。



※実は、このおじいさんは、前世でみほちゃんと歳の近い、お友達でした。

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