太陽の舞 / 太陽讃歌 /タイヨウノカギ
『太陽の舞』
陽の薔薇は照らす
青の月輪をたゆたう人々を
想い出す
そのプリズムの幼き光を
一枚織りの羽衣は
柔らかくとも破れず
陽の薔薇はさらなる偉大な陽の薔薇に照らされている
薄幸な日々の吐息でさえも
この乱舞の飛沫によりて
玲瓏なる音は約束される
菖蒲は馨り
泉はいさら川となり
万華鏡の色彩を帯びて溢れ出る
閑雅の唇を深緋色で噛み
ゾ、曖昧模糊の精華
童歌のはがゆさよ
童歌のはがゆさよ
明日を教えてくれ給え!
金粉なる抱擁の破魔矢を
泣けない小娘よ
何故、我慢という言葉を憶えたのだ!
まだ夢は若いというのに
琥珀城め
『太陽讃歌』
皆に宿っている
太陽を
忘れないで下さい
その太陽の
あたたかさと
やさしい光によって
この世界は
息をしているからです
太陽の下
皆、ひとつの大家族
あのハクセキレイ
あのヒヤシンス
あの月
あのすじ雲
あの麦
あの風や雨水
あの少年や少女
あの街
あのあのあの
この車
このトートバッグ
この瞳や頬
この色彩や音楽
このこのこの
あなたもわたしも太陽人
皆で
ひとつの太陽
宇宙でひとつだけの太陽家族
しかし、
が、しかし、、
この太陽の息は
悲しいかな
時には感じづらくなってしまいます
忙し過ぎるのです
そういう時は
思い出して下さい
皆にこの
太陽が宿っていることを
忘れないで下さい
この世界に光があるのは
外界にも
内界にも
太陽が
太陽が…
あるからです
『タイヨウノカギ』
ナガイタビノハテニ
ココロノココロノナカデ
ナナイロノトリガ
タイヨウノカギヲモッテ
ダイヤモンドノソラヲ
ヒショウスル
ソノトキ
ヒトハ
ヒトツノセカイニ
ヨミガエリ
ヒトツノセカイノ
トコシエノモンノ
フウインヲトク
ソウシテ
ホウレイナ
イキト
オトガスル
ニチジョウガオトズレ
ナガイタビハ
オワリヲムカエル




