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階段

僕は階段が好きだ


一段一段または


一段抜かしをしながら


ぴょんぴょんと上っていく


だが、高い階に行くときは


エレベーターに頼る


階にのぼる途中の


エレベーターから見える景色も好きだ


日常ではあまり感じない


重力を感じながら


自分が飛んでいるような


想いや空想や視点にふけれるからだ


小さくなる車、人々、街


広がる視界


近づく空


体力も使わないですむ


早い


効率も良い


だが、階段の方が


好きなのだ


階段の方が


遅い


体力も使う


時々、踏み外して


足首もひねる


それでも僕は好んで階段を選ぶ


もちろんだが


わざわざ痛みや重力を


感じるために階段を上っているわけではない


達成感を味わいたいわけでもない


なんだろう?


なぜだろう?


もし理由をつけるとしたのなら


それは、僕と地球が


秘かに手を繋いで


メリーゴーランドごっこをして


跳びはねながら


ときどき


天国のおへそに隠れられるから

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