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クリスタルマインド/葉月の片瀬江ノ島

『クリスタルマインド』


日常の彩り

非日常のときめき

わたしは

そういった

肯定的なものにさえ

ときどき

臆病になることがあります。

鳥のさえずり、金箔の朝の目覚めが

月や星々のやさしい子守唄が

ひどく恐ろしいときがあるのです…

情熱!でさえ億劫になり

枯葉を踏むことも

躊躇(ためら)ってしまうほどです。

街中やショピングモールを歩いても

怪人のパレードのように

映ってしまうのです…

そんな人間(わたし)でも

不思議なもので

しばしば憧れるのです

神々の世界へ…

そこでわたしは

詩を書くことにしました。

詩を書いている間だけは

何故でしょう、神々の国に招かれ

連れていかれるのです…

その庭や城でわたしは

子供のようになって

聖なる生き物や天国の花々とも会話し

光の花粉や光の雫のような

光のしゃぼん玉、乱舞、歌、旋律

光の(ライトニングアロー)のような

詩を書きはじめます。

まるで

崇高なお遊戯会や合唱をしているかのようです。

また

その時だけは

1滴の濁りもない

愛と平和、光と自由

よろこびなどが、完全にあります。

そうして

書き終えたころには

また

小さな烏合の衆の1人になって

地上に戻ってくるのです。

いつものように

ちょっとお腹もふっくらしております。

不思議なものです。

ですが

もっと不思議なことがあります…

それは

神々の国で子供のようになって

創作した

詩が

地上でも完全に実現するときです!

それを目撃し、体験したとき

その心境を

なんといえばよいのでしょう…

たとえば、わたしは

クリスタルマインドになるのです…!

このクリスタルマインドのまま

出来るだけ

日々生きるようにしております。

気のせいでしょうか…

いや、あの奇跡を気のせいにしてしまうことは

導いて下さった神々に大変失礼なことです!

わたしの固有性のなかで

皓々(こうこう)とした山々のように

動かない真実とは

このクリスタルマインドを心がけ

出来るだけ

地上で実践し、生きること

詩が生きている

すると

神々の国と地上が

結ばれていく

架け橋のような存在になれること…

このようなことを胸に秘めて

現在進行形で

生きていければと

思っております。

誰も見ていない

自身の部屋に1人居るときでさえ

そう

おおげさではありません…

愛の感激日蝕メリーゴーランド…!!!

この…クリスタルマインドは

この世界の終末が訪れる

そのときも


『葉月の片瀬江ノ島』


夜の片瀬江ノ島。葉月の波はやや高く、私の足元まで伸びて来る月明かりと、荒々しい、濤聲(とうせい)に、さらわれる。かのストゥルム・ウント・ドラングとは、このようなものかと、想いを走らせる。昔昔というものは、このような月であったかと、青い灯台は語っているよう。それから、ぼんやり月化粧の雲を眺めていると、西方には、1つの流れ星が、まばゆく飾り、車の音は遠くなる。星はまばらであって、雲がこの夜空の庭を泳いでいる。街灯りというものは、波の上で、踊りはするが、今の私には虚しい。しかしながら、この虚しさは、私が、砂漠というものを忘れているからであろう。この街灯りも、聖句のように、また、生き生きとした、自然なのであろう。夜の岸辺に集まる人々は、どれも浮世絵のようであって、そこにある笑いというものは、時代が遅く、やや不気味にも感じたりはするが、やはり、あたたかなものでもあった。それから私は、この一文を、小さな花火のように、唄うことにした。それにしても、湘南の海の心と、語り合うことは、出来たのであろうかと、やや、切り込んでみる。肌からは、汗が滲んでおり、この湘南の精と呼応しているのだろうか。

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