天使の予兆 / とっておきのスペシャルな
『天使の予兆』
愛は太陽よりも先に生まれた
人間に
愛があるとき
神様とふたたび出逢う
それは恋人と出逢うように
胸の涙が流れる
この涙は人間が
神様の子である徴
人間に光があるとき
神様の家は明るくなる
この明かりにより
人間がこの光を放つまえよりも
神様の家の天使達の食卓は
彩り豊かとなり
その具材や調味料は良薬の栄養源を得る
その光は
世界全体に届くほどの影響を与える
この世界はもともと
ひとつであるから…
人間が試練や困難さえも
悦ばしく感じたとき
それは、天使の翼が
いよいよと伸ばそうとしている
天使の翼から歌が流れる
人間がただ苦しんでいるとき
神様も共に苦しみ
そばにいて、そのため息に
泉の生を授ける
その泉の生は枯れることを知らない
日常のなかにある
あの何気ないなかにある
そのなかにある
よろこびの逆立ちをした瀧に、気付いたとき
人間の心が鯉となって
登っていき
たどり着いた川上で
祝福の子を産む
その子は
親を助け、友を助ける
良いところや悪いところの
ありのままを
そのまま受けとめて
可愛らしく感じ
もったいないほどの尊さを感じ
愛が湧いたとき
人間は天使となる
天使となったときに
また一人天使が増える
一人どころではない
天使は知っている
全ての人間が
天使であることを
天使は体現している
世界が天国であることを
それから天国では
太陽よりも輝いている
何故ならば
皆で、力を合わせ
助けあって、支えあって
愛しあっているのだから
『とっておきのスペシャルな』
ずうっと
大切に閉まっていた
心の宝箱を
いま
開けるね!
だって
あなたが
こんなにも
本当の愛の勇気を
見せてくれたから…
まだ誰にも
見せていない
とっておきのスペシャルな姿
とっておきのスペシャルな素顔
とっておきのスペシャルな言葉
とっておきのスペシャルな夢を
あなただけのために
捧げるよ…
ほら。
受けとって