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Japan Force  作者: 坂崎紗葵
第3章中央情報隊第2小隊
22/32

ホセ・フェルナンド

今回は短いですが、一応導入にはなるかと。


一応グロいです

-12月21日 メキシコ ヌエボラレド-


「ぎ・・・ぎぎ」


「ガアアアッ!」


暗い地下室。


不気味な怪音が響く


ギチギチギチ


断裂音が暗い部屋を覆う。


その時、ドアが開き一筋の光が入った


「ケイラー、今日はそれで終わりだ」


「OK,ボス」


「掃除屋を呼んでおく。何か情報は?」


「ノン。ダメ」


「ったく、警官殺しってのも面倒なんだぞ」


「Sorry」


「まぁいい。とりあえず着替えて来い。商談だ」



-ヌエボラレド バー「クリアッサム」-


「フェルナンド、ようやく来たか」


「すまないね、チェッカー」


一人のメキシコ人がバーに入ると店員と思しき男が彼に挨拶をし、店の奥に通した。


あちこちで破廉恥な衣装を身に纏ったダンサーが男たちを魅了する。


「ボスがお待ちだ」


「OK」



「お呼びでしたか、セニョールヴォドグラニク」


「ああ、よく来たな。まあ、座ってくれ」


男は応接室の椅子に腰掛けた。


「まぁ、話は簡単だ。麻薬の供給量を増加して欲しい」


「ご注文ですか」


「そうだ。何なら用意できるんだ、フェルナンド」


フェルナンドと呼ばれたバイヤーはスマートフォンを取り出して在庫情報を開いた。


「そうですね・・・ヘロイン、大麻、ケシ。これくらいなら増加でお渡しできますが?」


「それはフェルナンドカルテルの総意か?それとも君自身?」


フェルナンドはクスクスと笑い


「あくまでも僕の意見です。ヴォドグラニクさんは大お得意様ですからね」


「ふん、媚びても何も出さないぞ」


「出してもらうのは使用済みのドル札で結構」


「運び屋はこっちで用意する。受け渡しは」


「いますぐでも」


「よし」




「確かに、ドルですね」


「また頼むところだな」


「深入りしますがこれはどこへ?見たところアメリカじゃなさそうだ」


「ヤポーニャ、ニホンだ」


「ほう、新しいルートでも?」


「それは企業秘密だ。だが日本人は金さえあれば薬を買う。簡単なボロ儲けだ」



「ボス、次のお仕事は?」


「次はアメリカのスパイ野郎の拷問だ」


「うふ、私そういうの好き」


「ケイラー、あんまりくっつくな。ただでさえ馬鹿でかいお前の胸が俺の思考を邪魔する」


「はーい」


一人の爆乳型白人女性とメキシコ人はビルの一室へ向かう。



「フーーーッ・・・・」


「ハァ~イ、グリンゴ(アメリカ人)?」


「・・・いいデカパイだな」


「うふ、ありがとう。でも私の胸を見て昇天した人は数え切れないの」


薄暗い地下室には30歳くらいの男が足かせ手枷で壁に縛り付けられていた。


「それで?何分コースなんだ?」


「そうねー、どれくらいがいい?」


「できればひと思いがいいな」


「ぺろっと情報を吐いてくれたら9㎜パラベラムで終わらせてあげるわよ?遺体も郵送するし」


「まあ、お手並を拝見しようか?」




「生きていることを後悔したんじゃない?」


「じ・・・じぃ・・・・」


「なぁに?」


「地獄に・・・落ちろ」



男は腕の皮をそがれ、目を潰され、足の骨をおられていた。


「あらーこれ7800回目よ?」


ケイラーは男の股間に肘鉄を食らわせ、睾丸を破裂させた。


「あがががっっがっががが!!???」


「もう子作りできないわね♪」


「糞アマ・・・お前・‥‥誰に何をしたか・・・」


ケイラーはニコッと笑い、テーブルにあった資料を取った。


「アメリカ陸軍第1特殊作戦部隊D分遣隊の所属、マイケル・リートハイト1等軍曹」


「・・・完全にバレてるな」


「デルタのお兄さんは二人目かなー、結構レア?」


「・・・けっ」


「何も吐かないなら私の好きにしちゃうけど~?いいの?」


「言いたくない」


「あら、そう、じゃあキリストにでもお祈りしたら?」


「自分は無宗教だ」


「じゃあお母さんにでも祈るのね」



ヅッ・・・ズギュ・・・ギリッギリ


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」


「これを切って~次は首かな~?」


ケイラーは性器を切り取った。


「・・っ・・・っ・・・」


リートハイトはただ痙攣しているだけだった。


「うーん、気絶しちゃいみないんだけど?」


ケイラーは冷水を部下に出させ、ぶっかけた


「アガアアッ!アアアアアッ!」


「はーい、つづきいっきーます」


「やめ・・・やめええ!!!」


「じゃあお仲間の場所と任務を教えて?」


「さ・・・さ・・・・サンタイザベルアヴェニュー・・・カミノホテル・・・任務は・・・ホセ・フェルナンドの・・・逮捕」


「ありがと♪じゃあ、このペニスはデルタの基地に郵送するね。あなたは・・・ホテルにおいておくわ」


「・・・え?」


「もちろん首を切り落としてからだけど」


「や、やめやめやめやめやめれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」



ぶちん




-30分後 サンタイザベルアヴェニューカミノホテル-


「対人レーダーに反応、注意」


「Roger」


「全員戦闘配置」




「敵は5人。M82もってきて」


「了解です」


ケイラーはM82A1をピックアップの荷台に固定し、デルタフォースのとっている部屋に乱射した。




「敵の攻撃!!」


「対物ライフルッ!?」


「オーストンがやられた!」


「撤退、撤退!」



デルタがドアを蹴破った瞬間廊下の端からおびただしい数の銃声が響いた。




-12月28日 アメリカ合衆国ワシントンD.C-


「対麻薬作戦に参加していたDボーイズが全滅した?」


「はい大統領。2日前フォートブラッグに隊員の性器が届けられるという事態に」


「ホセ・フェルナンド、だったか」


「フェルナンドカルテルの長です」


「どうにかならんのか。奴の供給量はメキシコから来る10%なんだろう?」


「Dボーイズは使えないのか・・・?」


「現在担当の将軍がNGを出しています」


「屈するべきか・・・ええい」












次話は坂崎・凛のキャッハウフフフ回です。

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