絆の深まり
―学校―
(昨日のは何だったのだろう)
俺の頭の中に昨日の出来事が浮かんでくる。
(よし、行き方は分かってるし今日もう一度行ってみるか)
考えていてもしょうがない。俺はもう一度異世界に行く覚悟を決める。
―2時―
主人公「時間だな。あわせ鏡を、、」
(相変わらず不気味に反射しているな)
この作業はこれで2回目だから手ぎわが良い。
―異世界―
(外に人が居ないか確認してみるか、)俺は早歩きで外に向かった。前と変わらずの電気がついていない人が誰もいない景色が目の前に広がる。
(今日は探検するためにここに来たからな。)
(そう、俺はこの世界を知るためにもう一度来たのだ。)
(ん、、あれ、、もしかして人か、、?)
遠くに動いている人影のようなものが見える。俺はそこに向かって走っていった。
男「お前!?なんでこの世界に!?」男は驚いた顔で俺を見ている。
主人公「俺はネットで見たあわせ鏡を使ってここに入ってきた。お前はどうやって入ってきたんだ?」俺は真剣な目で男を見る。
男「俺もお前と同じであわせ鏡の手法で入ってきたんだよ。俺の名前は西宮勇次。勇次って呼んでくれ。お前の名前は?」
(勇次、、?いや、俺の知ってる勇次はもっと根暗だっはずだ、、気のせいか。)
主人公「よろしくな勇次。俺の名前は――だ。」俺は自分の名前を名乗った。
勇次「わかった。――だな。よろしくな!」
主人公「なぁ勇次、この世界は元の世界のコピーみたいなもんなんだよな?」俺は真剣な顔で問う。
勇次「そうだな。俺の考えと同じだ。」
(よかった。俺の考えたことができそうだ。)
主人公「例えば、そこにあるバイクを使ってATMを破壊したらどうなると思う?」犯罪なのは分かっている。
(しかしここは異世界だ。なにをやっても許されるどころか、まずバレない。)
勇次「お前まじで言ってんのか?いや、まぁやってみたいけどよぉ。」勇次は罪悪感のあるような表情を浮かべている。
主人公「早速行くぜ。」俺はそこにあったバイクのエンジンを付けATMに向かって走らせた。もちろん俺は安全のために乗っていない。
勇次「うわっ!ぶつかる!」ものすごい音がし、ATMは完全に大破した。
主人公「ほら、勇次。見てみろよ。この金の山を。」壊れたATMからさ信じられないほどの金が落ちていた。
主人公「どうする?お前はこの金を貰うのか?」俺は勇次を問い詰める。
勇次「で、でも、、」勇次は混乱している。
(恐らく自分と戦っているのだろう。)
勇次「俺、決めたよ。この金を貰う。」どうやら勇次は覚悟を決めたようだ。
主人公「これで俺と勇次は共犯だぞ。このことは他言無用だからな。」俺は勇次に釘を刺した。
(まぁ勇次なら大丈夫だろう)
勇次「ああ、」勇次は低く返事をした。
主人公「じゃあ帰るか。またあえるか?」
(俺は勇次と仲良くなれる気がする。)
勇次「あえるさ。1週間後の今日また会おうぜ。そん時はもっとでかいものを頂いていこう。」今の勇次からは罪悪感を感じられず、代わりに悪い顔を浮かべていた。
こうして、俺の異世界での初犯行が終わった。
ねむい




