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第二話:異世界から来た女

「貴方こそ何しているの?っていうか貴方誰?ここはどこ?」

 「昼寝、って何正直にこたえてるんだろ?君こそ一体何者?空からふってきた気がするけど。」

 こんな乾草の置いてある、たぶん裏の方でしか昼寝できない理由があるんだろうかこの子は。

「見かけない服装だね。外国から来たの?ここ「土の国」じゃ僕もよそ者扱いだけどね。でもすごく良くしてもらってるよ。いうなれば客人待遇。皇族並みのね。」少年は少しやけっぱちそうに言った。「名前は?」

「カオル。「土の国」?聞いたことないな。ってか皇族?私確か鏡を見てたら吸い込まれて。ってことは全然違う世界に飛ばされちゃったのかな。」

「吸いこまれた?どういうこと?」

私は、もといた世界のこと、吸い込まれた事情などを話した。

「じゃあ、君は異世界から来たんだね。たぶん。15年くらい前にも「星の国」に異世界から来た女がいたらしい。その時はこの国も巻き込まれて、ひと騒動になったらしいよ。まだその人は「星の国」の首都「サシン」にいるらしいから。サシンまでいけば何かわかるかも知れないよ。まあ、普通はなかなかいけるもんじゃないけど。」そう言って少年はいたずらっぽく笑った。

「タク様ー。」向こうから人がやってきた。おそらく兵士だろう。茶色の兜をかぶり、手には槍を持っている。「探しましたよ。王様がお呼びで。この方は誰です?!っももしかして曲者かっ。」最後の言葉に緊張が走った。私はもうだめかと体を固くした。 


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