第二章設定資料集(人物中心)
第二章に登場した人物、それにハルシェイアの通う学校の基本情報について簡単にまとめてみました。
ネタバレはそこまで酷くはありませんが、若干含みます。
また、ここに書かれた設定は今後修正される可能性があります。
ご了承ください
○学校紹介
・アステラルテ第三中等高等学校
アステラルテ市内にあるアステラルテ大学系中等教育学校の内一つ。
ルーベイ区にあり三校有る系列校の中でも最大の面積・学科数を誇る。
開校は約百年前で、シンボルカラーは蘇芳色(第一学校が濃紺、第二が深緑)。
中等部三年制、高等部三年制で、基本はエスカレーター式だが、中等部卒業も可能。中等部入学の規定年齢は十二~十五才。ただし市内の初等教育学校で学力が相応と認められた場合、その限りではない。また飛び級も可能で、最低三年で卒業可能。
学科は中等部が中等教養科のみ
高等部は学科別単位制で高等教養(普通)科、傭兵科、魔法科、文学科(文学、歴史、哲学)、政治科、商業科、技術科、芸術科、医療科、調理科、農学科、天文数学科、初級師範科の十三学科。
クラスの数え方は魔法属性により、地、水、風、雷、雪、火、金、木、力、生、夢の順につけられるが、力以降の名が使用されたことはない。
○新規キャラクター
・ベティ 12才
本名はベティアナ・カモド。
ジンスのルームメイトで、一年水組。
イステルーア王国の中級商人の娘。大学商業科志望。
栗毛碧眼、背は中背だが童顔。ちょっと(商人的に)腹黒い面もある…と設定にあるもの今回は活かされず。今後も活かされるかどうか…。
趣味は実益を兼ねたお店の調査で、その詳細なメモは十分出版できるレベル。
どうにも流行とかに疎そうなハルシェイアのために作った情報通を絵に描いたようなキャラ。特定のモデルになったキャラがいるわけではありませんが、『鋼殻のレギオス』の彼女と似ていることに気が付き、なるべく遠くなるよう努力しています…成功はしているでしょうか?
出番はこの先も少な目…かな?
・セラフィナ 12才
本名はセラフィナ・ムアラベー・ティムリス・カースティルヌ。
ハルシェイアと同じ一年雪組。
祖父は西の大国の摂政デルバリトリウス大侯爵アグリッパ・デスタリオン・エカティン・デルバリトリウス・カースティルヌ、父親は内務大臣チェミン伯ムアラベー・アグリッパ・マミル・チェミン・カースティルヌ、母親は王女でアグリッパの姪という正真正銘のお姫様。
一族の慣習でアステラルテに留学するが、三年で帰国して三歳年下の従弟にして国王アルテイトと結婚する予定…だったが、二章終了の後、三年間の留学延長、政治科志望となる。
留学に際し、アステラルテ区リハム地区の屋敷を買い馬車通学。
第二章の影の主人公ともいうべき存在。
元々はハルシェイアを苛める高飛車なお嬢さまとして設定。さらにそれが二人、セラフィナ(悪)とリスティ(善)に分化。色々あって、今のとっても難しいキャラクターに。
彼女に関しては、構想だけですが、王妃になった彼女が主人公の国家運営物を考えていたり…まぁ現状難しいです。
・ハインライ 12才
本名はハインライ・オルデヌール・ファンタヴィオン。
尚武の国エンガストの国王オベルトの第三王子。兄と姉が二人ずついる。
ハルシェイアの養父ガンジャスは彼の叔母(母の弟の嫁)の従兄にあたり、ハルシェイアと遠縁と言えなくもない。
その国風から幼い頃から武芸に親しみ年少ながら腕も相当。ただし本人は座学の方が好みで、政治科志望。
見習いとして兄に従い賊退治に参加した経験が何度かある。
髪は黒色硬質で肩まで伸ばし、後ろで束ねており、少し険が強いが格好いい。
いささか冷ややかなしゃべり方をする。
今のところ、ヒーロー候補NO1…?の割には、作者にあんまり先のことを考えられていないキャラクター。イメージ的には女性向けラノベのクール系王子…自分で言っていてよくわかりません…。しゃべり方は少しFateのエミヤが入っているかも?
・リスティ 12才
本名はリスティ・ペティル。
ペティル家は建市以来の名門で、祖父は元市長、大叔父はアステラルテ大学学長、父は財政長官、叔父は中央大副学長と要職に就いている近親が多く、政治的には学塔派(市議会は政治的スタンスの違いにより、概ね学塔派、聖堂派、中立の三つに分派)の中心。
兄妹は兄が二人に姉が一人。
少々、我が侭だが、芯が通った性格で、なかなかの努力家。
ふわりとした金髪で雰囲気の所為で分かりにくいが実は童顔。多少ツンデレ気質?
ルーベイ区の別邸(本邸はカツールの丘)から通っている。政治科志望で、初の女性市長を目指している。
二つに分裂したお嬢さまキャラの片方。セラフィナと仲が悪いのは完全な近親憎悪です。
本編ではセラフィナの影に隠れがちでしたが、実は凄いお嬢さま。
今後も登場する予定。だいぶ先ですが、時代の荒波が彼女に襲いかかる…かも?
・ミーア 17才
本名、ミーアスティア・リュ・アランフォス
アステラルテ第三高等学校傭兵科三年。
アステラルテ第三学校第二女子寮304。
学園都市の西にある小国ルンティア王国出身、父母兄とも、全員騎士。
綺麗な金髪、すらっとした体型で長身だが、出るとこは出ている。眉目秀麗にして才色兼備、文武両道、力魔双立。
性格は真面目だが、快活で頭は柔らかく優しい。
成績は学年二位だが、一位の人間が性格にやや問題があるため、学科総代を満場一致で押しつけられた
学科を越えて男女ともに憧れの的。
なの、だが……自身でも恥ずかしいと思う趣味があり、そのことをハルシェイアには知られている(ただし、ハルシェイアはそれに関しては特にどうとも思っていない)。
ハルシェイアにとっても良い先輩。
美人の先輩で、漠然と女騎士のイメージ。もうこれ以上でも以下でも。
趣味というか何というかは内緒です。本人の名誉のためにも…完全な裏設定。完璧でも面白くないんで、一点崩してみたら崩しすぎた悪例。本編でそんなことを臭わしたりしなければ良かったかも。
・ダッテン 12才
本名、ダッテン・エルゲイ・アリヌ・オードダルト。
ゴリウス王国の名門軍事貴族の長男で、セラフィナのお付き。ハルシェイアのクラスメイト。
小太りだが、筋肉もわりとついており、以前はハルシェイアに敵意を抱いていたが、今は…?
とある理由で、実家から勘当状態になった。
上を見てもわかるとおり、書き始めるまでほとんど何も考えていなかったキャラ。なのに、あれよあれよの出世。なんなんだこいつは?!
今後もセラフィナとセットで出る予定。
・ンラ・ンロ・ンル・ンン
魔法結社『概念への道』の連絡員。
非常に奇抜な格好をしているが、周りの人間は何故かそのことを認識しない。
いつもふざけたような口調で、人を食ったような態度をとる謎の人物。
こいつに関してはノーコメントの方向で…。
今回の更新はこれだけです。すみません。
前日譚と並行して第三章を執筆しているのですがなかなか進みません…。
原因は某ゲームのプレイ動画を見ながらやっているせいと、前日譚の大修正…とくに前者が…完全に怠慢です。
もうちょっと集中してやりたいと思います。本当に。
第三章はある程度溜まったらちょっとずつ出していこうと思っています。もう少しお待ちください。
本当に申し訳ありません。