主要人物紹介
本シリーズ初めての読者様に、人物紹介をつけておきました。ご存知の方は読み飛ばしていただいてオッケーです。
アリア・テオドール
本作の主人公。テオドール伯爵家の令嬢。年齢は16歳くらい。
明るい茶色の髪にヘーゼルの瞳。やや小柄で、おとなしそうな見た目のため、本人はすごく地味だと自己評価している。家族構成は、両親と兄。家族と婚約者のサルーシャからは、「アリー」という愛称で呼ばれている。
性格は善良で常識的(本人談)だが、他人の悪意や悪行を察知するセンサーを搭載していないため、しばしば独自の解釈を展開し、その結果、類い稀なド天然ぶりを発揮する。しかし、本人はそのことにまったく気づいていない。
サルーシャ・ミストレイク
アリアの婚約者。ミストレイク侯爵家の嫡男。年齢不詳感があるがアリアと同い年。氷魔法の強力な使い手であり、誰もが目を奪われる美貌の持ち主で、青みがかった銀色の髪、紺碧の瞳という外見から「氷のなんちゃら」という二つ名を持つ。ちなみに、学園では「なんちゃら」の部分が「貴公子」となっているようだが、王家では「大魔王」と密かに呼ばれている模様。
自他ともに認める天才で、その能力・強さは、本人さえも正確なところを把握できていない。
すべての価値基準は「アリア」であり、アリアが笑顔で幸せであることが何よりも優先される。趣味は、アリアのやらかすド天然を余すところなく堪能すること。
アンナ
アリアの完璧侍女。趣味は魔道具製作。アリアを心から慈しみ、アリアのためなら隠密行動やボディガードもこなすが、その態度は一貫してクール。アリアの天然なところをこよなく愛し、しかし侍女としての矜持から、どんな天然をぶちかまされても表情を崩すことはないプロフェッショナル。サルーシャとは永遠のライバルである。
リリアン・ロシャス
アリアの同級生の子爵令嬢。ある出来事(『ド天然令嬢の穏やかな日常』参照)をきっかけに、お友だちとなる。成績優秀で真面目な性格だが、アリアの善意の塊のようなド天然ぶりに救われたことから、すっかりアリアのファンになる。「アリアを見守る会」の会員No.2。なぜか完璧侍女アンナを師と仰いでいる。
アデリン・ベルサージュ
ベルサージュ公爵家の長女。第二王子の婚約者だったが、アリアのド天然が炸裂した結果、無事に婚約解消を果たす(『ド天然令嬢の穏やかな日常』参照)。豪奢な金髪の美女で、淑女の鑑たる立居振舞いは、学園の生徒たちの憧れ。実はかなりの笑い上戸で、アリアの天然はツボ。笑いを求めてアリアのストーカーになっていたところ、サルーシャにスカウトされて「アリアを見守る会」の会員No.3となる(『ド天然令嬢、最恐兵器となる』参照)。
*アリアを見守る会
サルーシャが立ち上げた、アリアを推しとして愛でる会・兼、アリアを女神として信仰する会・兼、アリアの危険を取り除き周囲の正常化を図る秘密結社。当初は会員1名(サルーシャ本人のみ)だったが、現在順調に会員数を増やしている。会の目的はつまるところ、アリアのやらかす天然を積極的に楽しむこと。
サルーシャは会名を「アリーを見守る会」と言っているが、他のメンバーは「アリー」の部分を「アリア様」と変えている。
現在のところ、メインの登場人物はこの5名ですが、今後もうちょっと増える予定。