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月の女神の後継者

作者:HARUKA
祖母はかつて異世界の最高神だった――。

紫水は、祖母から受け継いだ小さなカフェで静かに暮らしていた。
ある日、祖母の日記をきっかけに、自分が「アミィ(アメジスト)」であった記憶を取り戻し、“あちら側”――異世界ジェメールツォへと渡ることになる。
そこで彼女を待っていたのは、祖母が遺した神の座と、「月の女神ダイアナの後継者」という運命だった。

ジェメールツォ。
かつては人と神が共に在った世界。
だが、ある日を境に、神々の声は失われた。
今はただ、女神ダイアナの残した“最後の一雫”だけが、この世界の崩壊をかろうじて食い止めている。

寡黙な守護者ザクロ。
かつての時代を知る従者エーレ。
ふたりとともに、アミィは神々の痕跡を辿り、失われた声に耳を傾けてゆく。

この世界では、人々の祈りや想いがモノに宿り、意志となって“石”として現れる。
アミィは、石の声を聴きながら、指先から小物をひとつひとつ紡いでゆく。
それは祈りとなり、呼びかけとなり――
忘れ去られた神々は、アミィの手から生まれた光に応えるように、次々とその姿を取り戻していく。

アミィの望む“平穏な日々”は、はたして訪れるのか――
ほっこりカフェでスローライフ!?
……は、どうやら難しそう。
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