第三章【最奥へ】 ヒーローインタビューを受けてみたい。
更新遅いのに短けぇ!
「なんでだ?」
スマホを充電をしても、うんともすんとも言わない。
ヘイヘイジョブス!このタイミングで故障されたら困るよ!
今何が起こっているのかを知るにはどうしたら。
「なぁんか神様が言ってたような、、」
思い出せ、思い出すんだ俺。
『あなたの進化は「異常」で「想定外」なの』
「いや、ここじゃない」
あっ!
「『まぁできる限りは直しておくのじゃ!』!!」
ここだ!
直しておくってのは俺の進化のことだよな、、。
もしかして、世界迷宮サイトとやらを閲覧できるのでは?
いやでも、スマホがないとダメなんだった。
どうにかして見れないかな。
〈世界迷宮「サイト」へようこそ!〉
〈ニュース一覧〉
〈お知らせ〉
•
•
•
〈情報まとめ〉
呼んだ?とばかりに、板さんが出てきた。少し発光しているのか、暗い中でもハッキリと文字が見える。
板さんからも見れるのか。てっきりネットからしか見れないものかと思っていた。
「頼むから内容も見れるようになっててくれっ、、」
俺は、恐る恐る一番上に表示されていた〈ニュース一覧〉をタップしてみる。
すると、すんなりと内容を覗けた。
「よかったぁ、、」
やっと現状を知れるんだと安心できた。みんなが先に見れていたものも全部。
さてさて、今日のニュースはなにかなぁ?
「どぅ⤵︎ゼーロぉー⤴︎」
〈ニュース一覧〉
new‼︎〈唯一称号を「天田 拓次」が獲得しました。〉
new‼︎〈世界迷宮「サイト」本格運用開始!!明日からの探索を楽しんでください!!〉
new‼︎〈唯一称号を「天田 拓次」が獲得しました。〉
「ヒュッ、、」
みんなが見れるものに名前があるなんて、いやぁ俺も有名人だなぁ。
「こりゃ、インタビューが殺到してしまう訳だ、、じゃねぇよ!俺のプライバシーはどこ行ったんだよ!」
外の人らに聞かれていないかを気にすることもなく、一人でノリツッコミをしてしまった、、。
ひとまず、「サイト」内の情報を漁ることにしようか。
〈称号【一人暮らしは独り言が増えるらしい】を獲得しました。〉
天田の家は無理矢理に改築したせいで壁が薄いです。なので多分外に声が漏れてます。




