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暇潰市 次話街 おむにバス  作者: 誘唄
「単話2」
22/279

お天気の思い出

ちょっと毛色のちがうものも、ということでこんなものも書いてみたりします。

小説というよりは詩とか唄とかのほうが近いかも?


本項のタグ:「詩(△)」「唄(×)」「言葉遊び(〇)」

今日は天気が悪くて筆がのらない。


そんな屁理屈を捏ね回していた自称小説家とも別れた。


今日は天気が悪くて筆がのらない。


そんな言い訳を繰り返していた自称芸術家と別れた。


天気に理由づけてサボることに慣れていたあいつらと縁を切った朝も天気が悪くて気分が重い。


あぁもう。天気の悪くて跳ねた髪がまとまらない。






悪い日も良い日もどうでもいい。


悪い人も良い人もどうでもいい。


私を愛してくれるなら、そんなことはどうでもいい。


ただ、私を愛して欲しいだけ。






今日は天気が良いから走りに行こう。


そんな屁理屈を毎日してくる自称プロレーサーと別れた。


今日は天気が良いから走りに行こう。


そんな言い訳を毎日してくる自称アスリートとも別れた。


天気に理由づけて振り回して気づかないあいつらと縁を切った夜も天気が良くて気分が重い。


あぁもう、天気が良くって汗で化粧が崩れている。






悪い日も良い日もどうでもいい。


悪い人も良い人もどうでもいい。


私を愛してくれるなら、そんなことはどうでもいい。


ただ、私を愛して欲しいだけ。






今日の天気をわざわざ見ることないよ。


そんな屁理屈を毎日呟く自称トレーダーと別れた。


今日の天気をわざわざ見ることないよ。


そんな言い訳を毎日呟く重度のひきこもりとも別れた。


天気に理由づけて向き合おうともしないあいつらと縁を切った時に天気がどうって気分じゃない。


あぁもう、天気のことより足がむくんで重だるい。






悪い日も良い日もどうでもいい。


悪い人も良い人もどうでもいい。


私を愛してくれるなら、そんなことはどうでもいい。


ただ、私を愛して欲しいだけ。


私が飽きてしまうまで、私だけを愛して欲しい。




だって天気は変わるもの。


もっと気持ちは変わるもの。




明日は社長でも捕まえようかしら。








こういう歌詞っぽいものは、思いつくわりには書いてない気がします。

あげる物がないときに、またこんなのがあがることがあるかもしれません。(需要があるのかは知らん)


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