時を超えた約束
この度は作品を開いて頂きありがとうございます!
少し話が長くなってしまいましたがどうか最後までお願いいたします。
季節は春。 毎年必ず迎えるこの暖かい季節は新たな一歩を踏み出す為の別れと出会いでもある季節。
さて、そんな色々な出来事がある季節に、高校三年生となった乙坂迎は今、生きてきた短い人生の中でもナンバー3に入る出来事と巡り会っている。
「パパ? どうしたの?」
新学期を迎えたその帰宅中、学校が午前で終わり特に部活など入っていなかった俺は去年から付き合っている二つ年下の彼女とのデートの為、待ち合わせの公園に来ていた。
文武両道で男女関係なく人気がある彼女はまさに高嶺の花であったが、恋人同士となり幸せ一杯の俺はそれはもういつも会えるのを楽しみにしていた。
すでに待ち合わせの時間に来ていた彼女の足元には幼稚園くらいの女の子が一緒にいたのだ。 最初は彼女の知り合いの子か親戚の子でも預かっているのかと思ったが、彼女の口からは驚きの証言を得た。
「この子・・・私達の子供みたいなの。」
それから話は最初に戻る。 顔を真っ赤にした彼女と俺の足元にくっ付き【パパ】と呼ぶ少女。 俺の選択肢はただ一つ。
「結婚しよう。」
「へっ!」
「クソッ! 俺としたことがまだ卒業もしていないのに子供を作ってしまうとは!?」
「あ、あの迎?」
「今まで心配かけてすまなかった綾香! 俺は学校を辞めてお前達を養えるように頑張るから!」
「ちょっと待って迎! この子は!」
「大丈夫だ! 今からでもバイトで貯めていた資金を使えば何とか三人で暮らせる筈だ!」
「パパァ~? おはなしきこ~?」
足元で彼女、田地綾香の真似をする娘?は今まで感じた事がないくらいのキュンとする愛らしさを見せた。 同時に頬を膨らませて俺に抱き着いてきた綾香の上目使いもまた失神する程可愛かった。 もしかしたら俺今日死ぬんじゃね?
「ねぇ? 聞いてる?」
「お、おぅ。 ごめん。 聞いてる聞いてる。」
「もう。 この子は私達の子供みたいなんだけど・・・。」
「ゴクリッ!」
「未来から来たみたいなの。」
「・・・ハイ?」
「はい~?」
俺の言葉を真似たのか少し首を傾げながら言うその仕草はまたダントツに愛らしい姿だった。 しかし彼女から出たよく理解しがたい言語で俺の脳内容量はもういっぱいですよ。
「ミライって・・・未来?」
「そう。」
「FUTUREと書いて未来?」
「うん。」
「この子の名前が未来という訳でなく?」
「うんうん。」
「「・・・。」」
「ん~? パパ~? ママ~?」
ちょっと待ってほしい気持ち四割、子供が気になる二割、彼女が可愛い三割の思考で何とか今の現状を把握しようと頭をフルで活動中である。 目の前にいる彼女は自慢ではないがとても優秀である。 大学の教授が父でありアメリカにある特別機関云々の科学者の母を持つ。 実際彼女が今年から通う高校も日本で数校しかない超エリート学校であり、そこに主席で入学している程頭が良い。 しかも空手で日本全国大会でも優勝経験を持っている。
そしてもう一度整理しよう。 そんな彼女が目の前にいる少女を未来から来た俺達の娘だと言うのだ。
「・・・冗談?」
「冗談でこんな事言わないわ。」
「じゃあドッキリ?」
「大真面目よ。」
「「・・・。」」
「えへ~! パパとママなかよし~!」
俺の足元で嬉しそうに笑っている未来の娘という少女を抱き上げ顔をよ~く見る。
「う~?」
確かにどことなく俺ににた目に綾香の特徴的な薄い赤色が混じった髪色をしているが、急に最近恋人同士になった年下の彼女から「この子私達の子供なの。」と言われてもすぐに信じられようか。
いやない。 もしそんな事が起こればどう考えても昔できた元彼の子供とかそんな昼ドラのようにドロドロした修羅場シーンが始まってしまう。
だがここで俺は冷静な判断力をすべて使い考えた。 彼女の事が気になっていた頃からよく二人で遊びに行ったりしていたが、その間彼女のお腹が大きくなっていたりしたことは一度もなかった。 付き合っていない間も最低一週間に一度は会っていたのだ。 よってこの子は今の綾香が生んだ子供ではない。
ならドッキリか何かと思いたいが周辺には誰かが待ち構えている様子もない。 もしドッキリなら誰かが「ドッキリ大成功!」みたいな板版を持っていたりすると思うが、平日の昼間の公園にはほとんど人がいない。
「・・・とりあえずこの子が俺達の未来から来た子供だっていう根拠と何故未来の娘というこの子が現在にいるのか説明をプリーズ。」
「う、うん・・実はね。」
「おぅ。」
「お母さんがタイムマシン作っちゃったの。」
「・・・。」
「あっ! ちょうちょ!」
抱き上げたままの未来の我が娘は俺の頭の周りにクルクルと飛んでいる蝶々を必死に捕まえようと手を伸ばすが、蝶々は鮮やかに避けて俺の頭の周りをクルクル飛び回る。 今まさに俺の姿がマッチするくらい頭が混乱している表現に合っていた。
【タイムマシン】。 それはあの国民的人気アニメにでてくる机の引き出しにある物で、誰もが欲しがる未来の乗り物。 過去や未来に行く事が出来るマシンなのだが、それを俺の恋人は自分の母親がその未来の乗り物を作り上げたというのだ。
「一体なにがどうなってるんだ?」
完全に頭の容量がオーバーヒートした時、制服の内ポケにしまっていた携帯の着信音が鳴った。 抱き上げていた娘を綾香に預け電話にでる。 電話相手はまさに今話していた綾香の母、美月さんからだった。
『やっほ~迎君! どう? 未来の娘にあった感想は?』
「現実味が湧かずに混乱中でございます。」
電話の向こうで大笑いしている美月さんお声が五月蠅く咄嗟に携帯から耳を遠ざける。
『あぁ~苦しい。 すまないねいきない変な事に巻き込んでしまって。』
「いえ、それは良いんですけど、本当にタイムマシンを作っちゃったんですか?」
『そうなのよ~。 最初はあの国民的アニメに出てくる不思議なドアを作るつもりだったんだけど知らない内に未来に繋がるドアを作っちゃったみたいなの! いや~参った参った! アハハハ!』
「多分笑いごとではないと思いますけど・・。」
電話の向こうで未知の物が作り上げた喜びがまだ納まらないのか携帯から反響する笑い声が一向にやまない。
「え~と。 それでこの子が俺達の子供っている理由はなんですか?」
『あ~! それはね~!』
「わぁああああああ!!」
「ぼひゅっ!?」
いきなり綾香が得意の上段蹴りを炸裂して俺は吹っ飛ばされた。 空中に浮いた携帯は綾香が可憐にキャッチ。
「おおおおお母さん!」
『え~? 別に秘密にする必要なくない?』
「ダ、ダメ! 絶対! 分かった!」
『ハイハイ分かったわよ~。』
蹴られた威力が強すぎてよく聞き取れなかったが、こういう時の綾香はあまり深く聞かないのが吉である。 もししつこく聞くと次は正拳上段付きをくらう事になる。
数分程向こうが話している間、俺は立ち上がる事が出来ずに娘に木の棒でツンツンとされ続けたのだった。
ようやく話が終わったのかと思えば、美月さんは現在タイムマシンが故障していいて修理中であるらしい。 夕方頃には終わるからその間未来の娘と有意義な時間を過ごせという。
「さてと・・どうしたもんか。」
俺はあれから立ちあがる事が出来たが思った以上に綾香の蹴りの威力が強かったのか顔が右に向いたまま動かせなくなった。
「うぅ~ごめん。」
「別に気にしなくてもいいよ。」
「ママ! いいこいいこ~!」
「~ッ!! へへへ。 ありがとう二人共~!」
綾香に抱っこされたまま娘の胸元についている名札を見ると【ハナ】とカタカナで書かれていた。 我が未来の娘は俺の真似で一緒に綾香の頭を撫でる。 さっきの落ち込んだ雰囲気がなくなり、いつも以上に気が緩み切った顔で幸せそうだ。
「さて、本当にどうする?」
「この子連れてってなると何処がいいのかしら?」
「そうだなぁ~・・ハナちゃんは何処か行きたい所はあるかい?」
どうせ暇を潰すなら小さい子供が飽きない所がいいと思い綾香から離れようとしないハナに聞くと「う~ん」と悩んだ後閃いたように答えた。
「ゆうえんち!」
場所を移動して最寄りの駅から約30分程の所にある遊園地に到着。 服は制服のままでは少し不自由だったので途中にある服屋で買い物をして着替えた。
「ママ! ママ! あれ! あれのりたい!」
「はいはいちょっと待ってね! 迎! ちょっと待ってて!」
「お~う。」
「はーやーくー!」
「ごめんごめん! 今行くよ~!」
見た感じ姉妹に見えたりはするが俺は何となくこんな感じになると家族っていうのはこんな感じかなと思った。 おれは昔から両親が共働きであまりこういった所に家族と来た事がないから実感が湧かないが、多分、昔俺が家族と遊園地に来たらこんな風に楽しくいていたのかと考えてしまった。
「パパー! つぎパパもー!」
考えているといつの間にか二人は次のアトラクションに向かっていた。 今度は3人でのりたいという娘の我儘で嬉しそうにしている姿を見て、俺はこの子を幸せに、綾香を幸せに出来ているのだろうかと不安を感じてしまう。
「パパ~?」
「? 迎?」
返事がない俺を心配したのか二人が駆け寄ってきそうだったので、俺はその不安を振り払い二人の所に向かった。
そして思った。 今の俺が未来でも同じだとは限らない。 もしかしたら仕事とかを理由にしてあまり二人と一緒にいていないのではないか? だから娘だけ過去に来て綾香は俺のとこrに連れて来たのではないかと。
だけど悩むのは後だ。 今はこの天使の様な未来の娘と、女神に見える恋人と楽しもう。
楽しい時間という物は本当にあっという間で時刻は17時を少し回っていた。
「う~ん・・むにゃ。」
余程楽しかったのか、ハナは俺の背中でウトウトしている。
「ハナちゃん大丈夫?」
「うん・・だいじょうぶ~。」
「う~んかなり眠そうだな。 そろそろ閉館だしもう帰るか。」
「いや~、つぎあれのるの~。」
ハナが眠たいながら指をさしたのはここに来た時に最後に乗りたいと言っていた観覧車だ。
「でもな~。 ハナはもう眠いだろ?」
「う~んん。 ねむくないの~! あれのるの~!」
ぐずりだしたハナではあるが、それでも眠気が勝ったのかもうほとんど寝ぼけていた。
「のるの~。 パパと・・ママ・・ハナの・・・3人で・・。」
「・・寝たか?」
「うん。 寝ちゃった。」
限界を超えたのか、ハナはそのまま寝てしまったらしい。 指をさう方向は観覧車の方をむけたままで余程乗りたかったのだろう。
「ものすごく乗りたそうだったのにね。」
「そうだな。」
「・・・ねぇ迎。」
「ん?」
綾香は俺の肩に頭を軽く乗せてきた。
「・・・本当はね。 この子タイムマシンのドアから自分で開けて出てきたの。」
「自分から?」
ハナがタイムマシンから出てきた当初の話をしてくれるそうだが、綾香の声が震えているように聞こえる。
「その時はお母さんもなんで? みたいな顔をしてたけど、その研究を手伝っていた私もその現場にいて様子を見ているとハナちゃんが急に私に駆け寄りながら大泣きしたの。」
「泣きながら? なんで?」
「分からない。 でもね。 私もこの事同じ年の頃、よく仕事で留守にしてて寂しい思いをしていたの思い出したの。」
「・・・」
この時、綾香も俺と同じような考えなのではと思った。 それは綾香も何となく感じ取っていたと思う。
俺達が出会ったのも元々帰りが遅い両親の為に晩御飯を作る材料を買いによく行くスーパーで顔見知りになり話す様になったからだ。 二人共似た境遇にいた事から料理の話をしたり、趣味の漫画やアニメの話をして仲が良くなった。 だから何となくわかる。
未来から来た自分の子が泣きながら駆け寄ってきたら、もしかしたら未来での俺達はこの子に寂しい思いをさせているのではないかと不安になるんだと思う。
「大丈夫だ!」
「!」
僕は片手でハナを支えおぶりながら綾香の肩を強く抱きしめた。
「この子に悲しい思いなんかさせない。 勿論お前にもだ! 俺は毎日おはようからおやすみまでちゃんと言えるように頑張る!」
「・・うん。」
「だから、大丈夫だ。」
今はそんな言葉しか出てこなかった。 でも彼女が抱える不安な気持ちを少しでも和らげてあげたくて俺は自分が一番伝えたい言葉を選んで伝えた。 すると綾香は涙を浮かべながらただ一言「うん」とだけ答えた。
「約束しよう?」
「え?」
肩に頭を乗っけたまま顔を下に向けているせいで表情は見えないが、綾香は左手に小指だけを上げて俺の小指と絡ませた。
「また三人で遊園地にいこうね。」
「おぅ! 当たり前だ! その時は最後に観覧車に乗ろうな!」
「うん! ねっ? ハナちゃん。」
綾香は絡ませた指をそのままハナの小さな小指にくっ付けて指切りをした。 その時のハナの顔はまるで話を聞いていたように喜んだ顔をしている。
「よっし! んじゃ帰るか! 美月さんも修理が終わったってメール来てたし。」
「そうね。 帰りましょ!」
そのまま帰りの電車に乗り、初めてハナと出会った公園と通る。 最初は綾香が何を言っているのか理解できなかった状況からまだ半日ちょっとしか過ぎていないのに、もう何年も一緒にいたような感覚だった。 これはもしかしたらタイムマシンの影響なのかもと思っていると、綾香も同じことを考えていたのか目が合うと微笑み返してきた。
「不思議よね。 いきなりタイムマシンで未来の子供が来たってだけで凄いのにそれを無視して普通に今日は楽しんじゃった。」
「そうだなぁ~。 俺もいつも以上に今日は楽しく感じた・・・」
「? どうしたの?」
「・・軽い。」
「え?」
さっきまで背中に感じていたぬくもりと重さが急に消えたのだ。 綾香も俺の反応で気が付いたらしく、いつの間にか背中にハナの姿がなかったのだ。
「え! なんで!?」
「わからねぇ! とにかく探さないと!」
いきなり消えたハナを探そうとした時、美月さんから電話が届いた。
『やぁ迎君! ハナちゃんはいるかな?』
「そ、それがさっきまでいたんですけど!」
『いなくなったかい?』
「「えっ!?」」
『その反応を聞くとそうみたいだね。』
電話の向こうで一人だけ納得している美月さんに俺達は切羽詰まった様子で質問をした。
『落ち着きなさい。 さっきね。 修理が終了したタイムマシンが勝手に稼働したのよ。』
「勝手にって、なんでですか?!」
『さぁね~。 もしかしたら未来の住人が過去に滞在する時間が定められていたのか、それとも向こうの世界でのタイムマシンを作った人間が起動させたかというくらいしか考えられないのよ。』
「じゃ、じゃあハナちゃんは?!」
『それについては安心していいよ。 決められた年数と時間、それと最初の時に定めた条件がきちんと設定されているからね。 確実に元の未来に帰っているよ。」
「そ、そうですか。」
「よかったぁ~。」
『・・・いきなり過ぎて寂しいかい?』
そう問われて不思議と寂しさと哀しさはなかった。 それは綾香も同じらしく笑顔で俺の手を握る。
「・・いいえ。 だって約束しましたから。」
『約束?』
「はい。」
その約束はこれからの俺の頑張り次第で色々と変わるだろう。 その時はハナも綾香も寂しい思いをさせない為に努力をしなくてはならない。 俺はこの時に固く心の中で決心した。
『そうかいそうかい。 約束したのであればそれはちゃんと守らないとね。』
「はい! それじゃあ今から綾香送っていきますね。」
『あぁいつも悪いね! 私が元々作っていた物が出来ていたらいつでも綾香は君の家に行って帰ってくる事ができたのだがねぇ~。』
「・・・ん? それってどういう意味ですか?」
「!!!?」
綾香はすごい勢いで俺の携帯を取り上げようとしてきたが、その前に美月さんはワザとらしくすごい早口で今の説明をしてくれた。
『いやぁ~実はね! 綾香ったら少しでも君と一緒にいる時間を増やそうと、何時でも外に出ずに君の家の部屋に繋がらる道具を作ってしまえばいいと言い出してね! 私も興味があって作っていたのだがまさかタイムマシンを作ってしまうなんて流石は我が娘だよね!』
「お母さん!!?」
『おぉと怖い怖い! では迎君! 綾香の事は頼んだよ! 因みに私は今からお父さんの所に行くからしばらく帰ってこないからねぇ! バーイ!』
娘の怒りに触れながら一方的に電話を切った。 綾香は涙目になりながら顔を赤くして切れた携帯を見て固まってしまった。
「はぁ~・・早く結婚したい。」
「~~~ッツ!!!?」
恥ずかしくてオーバーヒートしたのか綾香は真っ赤になって本当に動かなくなってしまった。 そんな彼女の手を取りゆっくりと綾香の家に向かう。
今みたいに二人で手を繋いで道に歩くのもいいが、昼間いたあの子がこの間に手を取って歩く三人の姿を頭に思い浮かべて、迎はそれが実現できるよう残り少ない高校生活を一生懸命に頑張ろうと思った。
*数年後
「パパー! ママー!」
「ちょっと待って華ちゃん!」
「そんな急ぐと転ぶぞ~?」
「だいじょうぶー!」
最近つぶれた遊園地を新しく新リニューアルしたという情報を聞き付け遊びに来た三人の家族がいた。
「ふふ、楽しそう。」
「あぁ、本当によかったよ。 また開園してくれて。 約束守れないところだったよ。」
「そうね。 本当によかった。」
朝から色々な乗り物を何度も娘と夫婦二人で交代で乗り、楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。 気が付けば閉園近くとなる放送が流れる。
「あちゃあ~もう終わりか。」
「そろそろ出入り口に向かう?」
周りのお客も所々帰っている家族がいる。 その流れで俺達も帰ろうと思ったが華が急に俺と奥さんの手を握り閉めて引っ張り出した。
「華? どうした?」
「あれ! やくそく!」
「やくそく?」
華は今もゆっくりと回る大きな観覧車の方に向かう。 その時に俺も奥さんも昔した約束の内容を思い出した。
「そうだな。 いくか!」
「うん!」
「わぁ~い! かんらんしゃ!」
あの日、時を超えた約束を果たしに。
最後まで拝見して頂きありがとうございます!
所々で伝わりづらい文もあると思いますが、少しでも楽しんでみて頂けたら嬉しです。
次回もまた別の作品をかけたらいいなと思っていますので、その時はよろしくお願いいたします!