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作者: とむやん

世界は自分が思っているほど狭くはないし、

自分は自分で思っているほど無力じゃない。

痛むならそれを世界に訴えろ!

憎いならそれを世界にぶつけろ!

人間はそれが出来るようにできている。

ゼロなんて可能性、数学以外じゃあり得ない!

くだらないならくだらないなりに。

バカらしいならバカらしいなりに。

その首は鉛じゃない。絶対に持ち上がる。

ずっと先を見越さずとも、すぐ一歩前の足元を見つめればいい。

とにかく身体を前に向けろ!

扉に鍵なんてかかっちゃいない。

四角い空なんて見てる場合じゃない。

興味本位で死を語るな!

自分を独りだと思うな!

考え方の合う人間が存在しないなんて、勝手に悟るな!

好かれたいから八方美人?別にいいじゃない。

裏切りが怖いから最初から我関せず?面白い生き方だ。

「どうせ死ぬ時は一人だから」?誰かコイツに花束をやってくれ!

何を信じたっていい。何も信じなくたっていい。

自力で立ちあがらなくてもいい。助けを借りればいい。

重力に屈するな。たった一歩踏み出せるだけの力を込めろ。

窓を開けて、肺の中のよどんだ空気を入れ替えろ!

光を浴びて、ゆるんだ視神経を引き締めろ!

鼓膜を震わせて、脳にこびり付いたサビを振るい落とせ!

雨は本当に憂うつか?月の無い晩は本物の暗闇か?

全てを取り込め、自分の物にしろ!

自分が自分である限り、世界の主人公は自分なんだ。

眉間にしわ寄せんな。

折角の顔が台無しだろう?

行けそうなら笑え!ダメそうでも笑え!

世界を笑い飛ばせ!

そうしたらきっと、明日の天気が気になってくる。



以上!


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