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農業高校は毎日が戦争だぜ  作者: りょうさん
文化祭編
28/110

文化祭編~3日目、祭り本番!そしてありがとう~

3日目です!

午前8時30分、畑農祭3日目開始30分前。

正門前には長蛇の列、畜産農場前にも長蛇の列。

学校前にある駐車場は満車。

渋滞なんて当たり前。


午前8時50分、開始10分前。

誘導役の先生が目を回すほどの混雑具合だ。

生徒は各売場へと待機する。

生徒は静かにこれから起こる祭りに備えていた。


午前8時59分、開始1分前。

正門前、畜産農場前、各売場、生徒、教職員ここにいる全ての者が口を開かない。

これぞ嵐の前の静けさだ。


そして、開始30秒前、ひとつの放送がかかる。

「みなさん、今日は畑農祭3日目にご来場いただきありがとうございます。まもなく開場時間です。準備はよろしいですか?生徒はこれまでやってきたことの全てを出し切れ。さあ、祭りを始めよう。10、9、8・・・」

カウントが始まり、

「・・・3、2、1、第80回畑農祭3日目!開場だああああああああああああ!!!!!!」

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」

開始の合図があり、一斉に開場する。

来場者は全力ダッシュでお目当ての場所へと急ぐ。

「ぶどう2パックね!!!」

「はい!ありがとうございます!」

「ソーセージ3パック!!」

「はい!」

「おい!レタス足んねえぞ!!!早く持って来い!」

「おう!」

「クッキー!3箱ね!」

「ありがとうございます!」

「カレー1つ!」

「はいただいま!」

瞬く間に学校内は戦場と化した。

瞬く間に消えていく商品たち、早くも園芸科のぶどうは売り切れたようだ。

そして、我らが緑地土木科はというと。

「盆栽1つくれ!」

「はい!」

「竹垣4つね!」

「はい!」

「たこやき1つ!」

「はいよ!」

大盛況だった。

値段が少々高めの盆栽もどんどん売れていく、おじい様方に人気だ。

売り場担当の3年生は大変そうだ。


その頃教室では。

「この庭は君たちが作ったのかい?」

「はい、私たちが樹木の育成から庭の施工まで行いました」

「ほー、すごいねぇ」

「この模型はすごいね~細部まで凝ってる」

「ありがとうございます」

展示物である、模型や庭は例年通り好評のようだ。

展示物担当の3年生も満足そうな顔をしている。

2年生も売り場の手伝いや展示物の紹介をしていて忙しそうだった。

え?耕太?耕太達は・・・


「ぐー・・・ふがっ・・・」

寝てます。

1年生は手伝いはすることがないので、校内を回るか緑地土木科棟の部屋で待機をしていた。

大体の生徒は校内を回りに行ったり、部活の手伝いに行ったりするのだが、人ごみが苦手な耕太はこうして寝ていた。

ちなみに、歌うのは昼からで、まだまだ時間があるのだ。

「お?耕ちゃん?」

「ん・・・ん?お~下永か」

哲也が部屋に入ってきた。

「耕ちゃんは回らないの?」

「あー人ごみ嫌いだしな、11時くらいになったらいとこがくるからそれまではな」

「なるほどね~さすが人酔いする耕ちゃん」

「うるせぇ、好きでなってるんじゃないわい!」

「はっはっは!」

「はぁ・・・そういえば甘奈ちゃんは来ないのか?」

「ん~?来るよ~、ここで待ってることになってるんだよ、そのうち来るんじゃないかな~」

「へーやっぱ来るのか」

「きちゃいますよ~」

哲也はケラケラと笑う。

「そういえば、さっきの放送お前だよな」

「そ~だよ~、どうだった?」

「無駄に盛り上げるよな下永って」

「褒めるなよ~もう♪」

「嫌味のつもりだったんだが・・・」

先程の開場放送は哲也のものだったのだ。

「そういえば南さんは?」

「回ってくるってさ」

「へ~珍しいね」

「顔が固まってたけどな」

「あ~緊張をほぐしに行ったのか~」

「そういうことだ」

南はここで待機しているつもりだったのだが、あまりの緊張から「す、すす少し!外に出てくるわ!」といって出て行ってしまった。

それほど、歌うのは緊張するらしい。

「三島さんは?」

「生活科の手伝い、大変らしいぞ」

「ほ~さすが人気の生活科レストラン」

「大体が女子だしな」

「なるほど、確かに」

生活科のレストランは生活科の生徒が接客してくれるので、主に男性に人気だ。

「まあ、昼飯はあそこで食べてみるよ」

「おーなるほど、幼馴染に手を出す輩がいたら殴るんですね!」

「殴らねえよ!どんな頑固親父だよ!」

「冗談だよ~はっはっは!」

(このやろう・・・どうしてくれようか・・・)

頭を抱え、溜息を吐く耕太だった。


それから程なくして。

「失礼します・・・」

「お、甘奈~」

「哲也様!」

甘奈が部屋を訪ねてきた。

哲也を見つけた甘奈はぱーっと笑顔になった。

「よし、じゃあいってくるね~耕ちゃん」

「おう、楽しんでこいよ~」

「は~い、よし行こうか、甘奈」

「はい!それでは川島さん失礼します!」

「は~い、行ってらっしゃい、あんまラブラブしてるとからかわれるぞ~」

「か、か、川島さん!?」

「はっはっは!耕ちゃん、逆に見せつけてやるよ~」

「て、哲也様!?」

「はは、そうだな見せつけてやれよ」

「も、もう!もう知りません!」

「あ~待ってよ~甘奈~」

「知りません!」

顔を真っ赤にして歩いていく甘奈を追いかける哲也、そのふたりの姿はとても微笑ましいものだった。

「まったく・・・騒がしいな~」

耕太はまた1人ため息をついた。

「さて、もう一眠りするか」

耕太は伸びをして机に突っ伏した。


「・・・ん~えっと・・・」

耕太は言葉が出なかった。

「ん~?どうしたのかな?」

「これはどういう状況で?お姉さん」

「だめだよ~美桜お姉さん、でしょ?」

「えっと・・・美桜お姉さん」

「うん、よし!」

一人自己完結する美桜。

「いや!だからこの状況はなんですか!?」

「んっふっふ~♪」

耕太は目を覚ますと美桜の膝を枕にして眠っていた。

「てか!なんで美桜お姉さんがここにいるんですか!」

「遊びに来たんだよ~」

「だからって膝枕する必要性はあったんですか!?」

「ん~したかったから?」

「オーノー!厄介なお姉さんだぜ!」

耕太は何故かエセ外国人風になってしまった。

「おもしろいね~こーくんは♪」

「あなたの方がよっぽど面白いです・・・」

「お姉さん照れちゃうな~♪」

「褒めてないんですけどね・・・」

耕太は呆れたようにため息をつく。

「ね~こーくん」

「はい?」

「なんで一人でここにいるの?ぼっちなの?」

「えーっと・・・ぼっちではないはずです、ただ人が多いと酔っちゃうので」

「なるほど、初めて会った時もそう言ってたね!」

手をパンと軽く叩き合わせ頷く美桜。

「忘れてたんですか・・・」

「うん!すっかり!」

「オー・・・ノー・・・」

耕太は呆れてしまった。

「で、えっといつになったら頭を押さえつけているその手を離していただけるのでしょうか・・・」

「えっと~死ぬまで?」

「いやああああ!わし起きれない!!一生起きれない!!」

「もー冗談だよー」

「冗談じゃなきゃ困ります・・・」

「面白いねーこーくんは」

「さいですか・・・」

美桜は耕太の頭に置いていた手を離す。

「そんなところも大好きだな~」

「え?」

「よし、じゃあお姉さんは色々回ってくるね~」

「ちょ!?美桜お姉さん!?」

「ばいば~い」

「えええ!?」

衝撃発言をした美桜は手を振り部屋を足早に出て行った。

「なんなんだ・・・?」

耕太は呆然としていた。


「・・・うう・・・なかなか恥ずかしいよぉ・・・こんなに顔が熱くなるとは・・・恋とは恐ろしいものですな~・・・」

美桜は顔を赤くし、そうつぶやいた。


さらに時間は経ち、時刻は10時50分。

「そろそろ行くかな~」

耕太は教室を後にした。

「うわ~・・・人多いなぁ・・・」

あたり一面、人・人・人。

耕太にとっては地獄だった。

その人ごみの間を通り、待ち合わせ場所の生徒玄関前へと着いた。

「人多すぎね?なに、ここは遊園地かなにかなのか?」

時間は結構経ったが、帰る人がいても次から次へと人が入ってきて、まったく減らない。

「あいつら来れんのかな・・・」

道は遠目から見ても渋滞している。

すると、

「こーくーん!」

「こーにいちゃあああん!」

(ああ、心配なかったみたいだな・・・)

元気な聞き覚えのある二つの声が聞こえてきた。

(あれ・・・なんかすごく勢い早くない?これでぶつかったら痛いってもんじゃないよ?あれ・・・あれ?)


どこーん!


「ぐぼらへぁ!」

「こーにいちゃん!」

「こーくーん!」

二匹の猪、別の名を夏美と秋穂が耕太に突進してきた。

「ふ、二人共・・・よく・・・来たね・・・」

耕太は上手く喋ることができない。

「えへへ、こーにいちゃんに会いたかったから早く来たの!」

「がんばって、急いだんだよ~?」

(うん、二人共健気だ)

そう思う耕太であった。

それでいいのか、耕太よ。

「二人共、まずはこうにぃを解放しなさいよ・・・死んじゃうわよ?」

(ナイスだ・・・春香・・・)

耕太は春香に向かって親指を立てグッジョブとつぶやく。

「こうにぃも早く起きなさいよ・・・グズね」

「もう、なんでもいいぜ、春香が女神に見える・・・」

「・・・大変なのねこうにぃ」

「同情しないでくれ・・・惨めになる」

涙が出そうになる耕太であった。

それから3姉妹と耕太は校内を回った。

「ん~?耕ちゃんじゃん」

「お、下永か」

校内を歩いていると下永と出会った。

隣にはもちろん甘奈がいる。

「その子達がいとこさん達?」

「ああ、そうだよ。いとこの夏美姉さんと春香と秋穂ちゃんだよ」

「みんなかわいいね~」

「夏美姉さんは大学生だぞ」

「・・・えええええええ!?」

「まあ、そうなるよな・・・」

「大学生で~す、よろしくね」

「あ、はい!耕ちゃんと同じクラスの下永哲也です!」

哲也は気を付けをして挨拶をする。

「こうにぃ・・・この人なつ姉を狙ってる」

「大丈夫だ春香、こいつには許嫁がいる。その子にゾッコンだ」

「え?もしかして」

春香は甘奈の方を見る。

「えっと、哲也様の許嫁の藤崎甘奈です」

「ええええええええええ!?ありえない!こんな可愛い人がこんな人の許嫁!?」

「・・・甘奈、泣いてもいいか?」

「えっと・・・あはは」

涙目になる哲也。

「親同士の決めた許嫁とかでしょ!?」

「そうだが、二人共愛し合ってるぞ?」

「ええええええええええええ!!!」

「あっはー!泣いちゃうぞー俺っち!」

壊れた哲也だった。


それから少し回り、5人と別れ耕太は生活科のレストランへと向かった。

「ほ~繁盛してるな~」

レストラン前には人だかりが出来ていた。

「入ってみるか」

耕太は入室する。

「いらっしゃいませー!」

「ども」

「あ、川島君昨日はありがとね!」

「いえいえ、気にしないでください先輩」

昨日少し話をした生活科の先輩に笑顔を向ける耕太。

「うーむ・・・やっぱりずるい」

「先輩?」

「よし、じゃあ席へ案内するね!」

「あ、はい」

耕太は席へと誘導される。

「注文が決まったら呼んでね」

「はい」

先輩は奥へと戻っていった。

「しかし、凝ってるな~」

耕太は室内を見回す。

接客をしている生徒はウエイトレス姿、フリルがついていて可愛い。

男性客の目は釘付けだ。

そして、その中でも一際男性客の目を奪っているのは、

「ありがとうございまーす!はい、カレー1つですね!」

「三島さん、その服かわいいね」

「そうですか~?ありがとうございます、嬉しいです♪」


「は、はい!カレーとナポリタンでしゅね!かしこまりました!」

「・・・かわいい」


「なんか・・・すごいな・・・」

静音と美紅だった。

すごい人気だった。

「お?」

静音と美紅と目があった。

ふたりは耕太の方へと歩いてきた。

「耕太いつの間に来てたの?」

「ああ、さっき来たんだよ」

「なにか頼んだの?」

「いいや、今から決めるよ」

静音が話しかける。

「カレーが一番人気だよ耕太君」

「うーむ、ぶっちゃけここはなんでも美味しいと思うんですよね、なんせ美紅先輩がいることだし」

「ふぇ?・・・あぅ、照れちゃうよ耕太君」

いつものように顔を真っ赤にして俯く美紅。

その会話を見た静音が不思議そうな顔をする。

「耕太君?美紅先輩?いつの間にそんな仲良くなったの?二人共」

「ふぇ!?そ、そ、そんな!」

「別に、前から仲は良かったと思うけど・・・あれ、わしが勝手に思ってただけ?」

「耕太君!そんなことないよ!」

美紅は慌てて否定する。

「なら良かったです」

耕太はホッとしたような優しい笑顔を浮かべる。

「あらま、またライバルか~・・・耕太のタラシ!」

「え!?なんでいきなり!?」

「耕太のバカ!」

「バカ!?ええ!?」

その後もみっちり静音に怒られた耕太だった。

注文?結局カレーにしました。

美味しかったみたいです。


そして、

「そろそろ時間か」

耕太は校内庭園に設置された特設ステージの裏に来ていた。

「お、耕ちゃん~」

「お、下永早いな」

そこには既に大体の生徒が集まっていた。

もちろん南もいる。

震えているが・・・

「南さん・・・大丈夫?」

「だだだ大丈夫よ!」

「大丈夫には見えないね」

「まあ、頑張ってもらうしか・・・」

「そろそろ出番でーす!」

進行役の生徒会の生徒が伝える。

「よし、気合入れるか!」

「よーし!耕ちゃんいつでもいいよ!」

「ええ・・・」

「「はは・・・」」

いつものように円を作る。

「まあ、緊張すると思うけど頑張ろうな」

「「「「「「おう!」」」」」」

耕太が鼓舞する。

そして、南につぶやく。

「わしは南さんを信じてるよ」

「え?」

「よっしゃ!緑地!」

「「「「「「ファイ!オーー!!!」」」」」」

この声は表にも聞こえたようで、観客から大きな歓声が上がった。

南は顔を少し赤らめていた。

(・・・ばか・・・まあ、少しは落ち着いたかしら・・・)


緑地の全員がステージに上がった。

ステージの前には生徒、保護者、教職員を含めた約2000人、奥の校舎から見る生徒や来場者、合わせて2500人以上がいた。

軽いコンサートだ。

この人数がはいれる庭園がある学校側もおかしいが。

耕太が喋り始める。

「私たちはこんなにも多くの方が集まっていただいてびっくりしています、少しでも皆さんが楽しんでいっていただけるよう頑張ります!よろしくお願いします!」

観客からは大きな拍手が送られる。

まずは、哲也がギターを持つ。

1曲目は「仲間」、耕太達が初めて演奏した曲だ。

バラード調の曲、心にズンとくる耕太に合った曲だ。

観客は1人、また1人とハンカチを取り出す。


次に哲也がピアノの前に座る。

2曲目は「一緒にいたい」、1日目に演奏した曲だ。

ピアノバラードであり、耕太と南のハーモニーは心を潤してくれるようだった。

カップルで来ていたのだろうか、おもむろに手を握り合う男女の姿も見えた。


そして、哲也がギター、南がキーボード、田中がドラム、岩城がベースを持つ。

そして、その他がコーラス、耕太が1人センターに立った。

最後の曲は、「ありがとう」、初めて演奏する曲だ。

ポップ系の曲で、明るい雰囲気のある曲だ。

耕太は語る。

「最後の曲は「ありがとう」です。わしは、多くの人に支えられています、仲間、友達、先生方、親友、そしてここにいる皆様。その皆さんにありがとうの気持ちを持ってこの曲を歌います。聞いてください」

ポップ系の曲調のメロディーが流れる。


「辛い時に 目を閉じれば


聞こえてくる あの声


肩を叩いてくれる 無邪気な笑顔


心くすぐられるような この気持ち


味わったことない 心地よさ


教えてくれた 仲間」


観客の中には静音、三姉妹、甘奈、三郎と皐月、美紅、美桜がいる。

最前列には南姉もいる。

後ろには哲也、南、仲間がいる。

その全員が笑顔だ、観客全員が笑顔だ、そして耕太も笑顔だ。

曲はサビに入る。


「「「「「「ありがとう ありがとう ありがとう


出会えてよかった 嬉しくて 暖かくて


胸がいっぱいになるよ


だから 言いたいんだ


みんなありがとう」」」」」」


「ありがとう」


耕太が締めくくった。

耕太と緑地のみんなは一斉に礼をする。

観客席からは拍手と歓声が上がる。

静音は笑顔で、昔を思い出したのだろう涙を流した。

三姉妹は夏美は頷き拍手、春香はボロボロと涙を流し、秋穂は満面の笑みで手を叩いていた。

甘奈はずっと哲也を見ていた、その楽しそうな笑顔を見て甘奈は泣き笑っていた。

三郎と皐月はわが子のように育ててきた耕太の成長を喜び涙した。

美紅と美桜は顔を見合わせ、笑顔だった。

そして南姉は、顔を赤くして下を見ていた。

耕太の顔が上手く見れないでいたのだ。

(なんで!?なんで耕太くんの笑顔が直視できないの?顔が熱い!胸がどきどきする!これが・・・これが恋なの?本気で人を愛するってことなの?)

もう一度耕太を見る、その顔は笑顔でとても輝いており、南姉はまた俯いてしまった。


耕太はゆっくりと礼をして、

「ありがとうございました!」

と挨拶をした。

それに続いて緑地の連中も挨拶をした。

会場は大きな拍手に包まれた。

こうして、祭りは大きな拍手と歓声とともに幕を閉じた。


続く

どうもりょうさんです!文化祭編~3日目、祭り本番!そしてありがとう~をお送りしました!

祭りも本番でしたね!気づくとこのシリーズ最長の6700文字!

普段が3000文字くらいなので2倍でしたね。

だらだらと書いてしまいすみません。

さて、今回は多くの登場人物を出しました、少し忙しすぎましたかね。

でも、文化祭は人が集まる行事なので人が多くなるのは当たり前ですよね!そういうことにしておこう!

次回は後夜祭回です!

祭りはまだ終わらないぜ!

それでは次回またお会い致しましょう!


作者のもうひとつの小説「こんなの家具なわけねえ!」も読んでいただけると嬉しいです!


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